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言い訳
【熟女/人妻 官能小説】

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第十章 悪い女-1

「素敵だったわ。とても欲しくて止まれなかった。」

「綾さんも素敵でした・・・」

「中に出したことが気になるの?」

「そうじゃない、ぼくは!」

「待って、話をさせて・・・」

彼の言葉を遮った。その時の彼は、責任を取るとか言い出しかねない様子だった。

「中に出したことなら気にしないで。その代わり、今日のことは、もう、思い出にするの・・・」

彼が悲しそうに俯く。胸が激しく痛み、締め付けられる。

「初めてが、私で良かった?」

「はい。最高でした。」

「良い思い出になるかしら?」

「ええ、ぼくは死ぬまで、綾さんとの思い出を離さない。」

「でも、愛する女性を見つけなきゃだめよ。」

「なんとか・・・頑張ります・・・でも、今は、泣いちゃだめですか?」

「いいわ。おいで、」

彼を胸に抱き締める。彼が肩を震わせてすすり泣く。
純粋に私を思い、私の幸せを壊すまいと自分の心を押さえつけようとする彼。
そんな彼に対して、私の邪な感情が膨れ上がる。
この従順な男の子を独占したい。
そう思わずにいられなかった。

「ねえ、あなた・・・また、あなたとキスしたくなったらどうしよう?」

「はい?」

彼が体を離して、私の瞳を覗き込む。

「もし、私が・・・あなたと・・・キスしたくなったら・・・どうすればいい?」

欲望に溺れ自分のことしか考えない身勝手な女。私はそんな女が大嫌いだった。

しかし、彼はそれを受け入れる。そう思うと止まることができなかった。私は、そんな女の性を呪いながらも、性欲に溺れ、爛れた関係を続ける道を選んだ。

「ぼくを呼んで下さい! 綾さんがそう思う時だけでいい。その時は、必ず飛んできますから。
思い出にしなければいけない間は、僕は思い出の中の綾さんを愛します。
だから、お願い・・・お願いします。」

私は、また彼を呼び出すだろう。そして、その度に彼をいやらしく凌辱するのだ。それも夫が留守をする度に・・・

終わり


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