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Twin's Story 3 "Mint Chocolate Time"(改訂版)
【兄妹相姦 官能小説】

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民宿-1

 その夜、三人は民宿の部屋で缶コーヒーを手にポテトチップスをつまんでいた。
 「格安民宿とは言え、あの夕食、しょぼ過ぎやな。」
 「確かに。サラダのマカロニは半分干からびてたし、小魚の佃煮は歯が折れそうだったし。」
 「そんなもんだよ。あたしたち高校生の身分で贅沢言えないよ。」マユミが笑って言った。
 「そや、マーユ、チョコレート食べるか?」ケネスが言った。
 きらん!マユミの目が輝いた。
 「こいつがチョコレートがそこにあるって知ってて、食べないなんて言うわけないだろ。」ケンジが笑いながら言った。
 「持ってきてるの?ケニー。」
 「新発売、ミントチョコレートや。」そう言いながらケネスはマユミに、青く爽やかなデザインのパッケージの箱を手渡した。
 「開けていい?」
 「どーぞ。ご遠慮なく。」ケネスは笑った。
 マユミはその箱を開けて、薄い円盤状のチョコレートをつまみ上げた。「かわいいね。試供品とちょっと違うみたい。」
 「そやったな、二人には試供品食べさしたんやったな。でもな、あれからけっこう手え加えてな、味も香りもアップしてんねんで。」
 「そうなんだー。」マユミはそのチョコレートをつまみ、目の前に持ってきてじっと観察した。「でも、なんで溶けてないの?昼間とっても暑かったのに。」
 「見損なってもろては困ります、マユミはん。わいを誰やと思てるねん。名店「Simpson's Chocolate House」の店主の倅、ケネス・シンプソン坊ちゃんやで?」
 「だから何なんだよ。」
 「クーラーバッグ持参やないか。」ケネスはバッグから小ぶりの携帯用クーラーバッグを取り出して二人に見せびらかした。
 「おお、さすがだな。」
 「準備万端だね、ケニー。」
 「デリケートな品質を守るためなら、手段を選ばん。それがチョコレート専門店のプライドっちゅうもんや。」
 「なるほど、恐れ入りました。」ケンジは畳に手を突いてケネスに向かって土下座した。
 「口に入れてみ、マーユ。」
 「うん。」
 ケネスに促されて、その艶やかなチョコレートを舌に乗せたマユミは、うっとりしたように言った。「ほんとだ、試供品とだいぶ違うね。これ、何だか海の風の香りがする。ケン兄も食べてみて。」マユミはケンジに、チョコレートをつまんで渡した。
 ケンジもマユミから受け取ったそのチョコレートを口に入れた。「そう言われれば・・・。ミントがよく効いてほんとに爽やかだな。」
 「夏らしゅてええやろ?」
 三人はしばらくその海の風を思わせる風味のチョコレートを味わった。
 「素敵な一日だったね。」
 「そうだな。」
 マユミはおもむろに、着ていたTシャツを脱ぎ始めた。「何だか、身体が火照ってる。」
 「ちょ、ちょっと、マーユ、い、いきなり脱がんといて。わいもここにいること、忘れてへんか?」ケネスが赤くなって言った。
 「マユの大胆さには、俺も未だについていけないよ。」ケンジが言った。
 「じゃーん。」Tシャツを脱ぎ去ったマユミが言った。「実は水着でーす。」
 「へ?水着?」
 「そ。三着持ってきてるんだ。昼間着られなかったから、今着てるの。」
 それは真っ白なビキニだった。
 「それで海に入ったら透けてしまいそうだな。」ケンジがマユミの身体をじろじろ見ながら言った。
 「そやな。明日、それ着て泳ぐんか?マーユ。」
 「だめだ!」すかさずケンジが叫んだ。
 「何や、ケンジ、そない強力に否定せんでも・・・。」
 「マユの身体を他人に見せられるか。」
 ケネスは呆れた。「ほんま独占欲の強い兄貴やな、マーユ。」
 「そうなんだよー。」マユミは困った顔で笑った。


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