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〈聖辱巡礼〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖辱巡礼・其の四〉-4

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もうすっかり陽は沈み、辺りは月明かりに照らされていた。

〇〇駅に幹恵が到着すると、携帯電話の着信メロディーが鳴った。

また男達から?

幹恵は戦慄したが、その相手は和成だった。
ホッとしながら通話ボタンを押し、耳に押し当てた。


{そのシルバーの車が幹恵のだろ?今から行くから}


何故、幹恵の車だと分かったのか?
訝しがる幹恵の車に、灰色のスーツを着た短髪の男が近づいてくる……久しぶりに“再会”した和成だった。


『相変わらず綺麗だな。直ぐに分かったよ』


優しく微笑む姿は、その体躯と相まって頼もしくさえ見えた。


『俺の車に乗ろう。相手は大勢なんだろ?このバレてる車には乗らない方がいい』


幹恵は言われるがままに車を降り、和成の後ろをついていく……痩せていながらも筋肉質な身体は肩幅も広く、とても背中が大きく見えた……その背中の向こうに、黒光りする欧州製の高級車が見えた……やはり、普通のサラリーマンなどではないようだ。


『ゆっくり話せる場所に行こう』


和成は助手席のドアを開け、幹恵を招き入れた。
幹恵は灰色の革のシートに身体を預け、圧倒されるような豪華な内装に目をやった。

相当な財力が無ければ所有すらしえない高級車……和成に感じていた言いようのない恐怖は、きっと想像通りなのかもしれない……しかし、毒を以て毒を制すの言葉もあるように、あの男達を打ち負かすには、やはりコレしかないのだ。

滑るように車は走り出し、まるで路面が鏡のように平らでもあるかのような滑らかさで進んでいく。
和成の呼吸、自分の鼓動が鮮明に聞こえてしまうような静寂の中、二人は街を抜けていった。


「あの……」


幹恵が言いかけた瞬間、また携帯電話が鳴った。

まさか…?

その予想は的中し、幹恵の腕と足はガタガタと震え出した。


{幹恵…テメエなんでアパート居ねえんだよ?あ?}


静かな車内に、その罵声は響き、むろん和成の耳にも届く事となる。


{またチ〇ポが勃つようになっちまってよぉ……お前のオマ〇コ貸してくれよな?}


下劣な台詞が次々と飛び出すと、幹恵は背中を丸めて小さくなっていく。
和成の表情は少しだけ緊張しているようだが、さしたる変化はないようだ。



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