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私生活
【ノンフィクション その他小説】

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8月10日-1

「おー利津子ちゃーん!よしよしよしよし」

しょうちゃんはそう言いながら会うなり私の頭をくしゃくしゃに撫でた。

私はあっけにとられた。

「思った以上にかわいいー」
しょうちゃんは笑顔のまま、ずっと頭を撫でている。

「…ありがとう」
私はやっとそれだけ云った。

こんな人は初めてだった。

出会い系を使う人に独特の、後ろめたさ、羞恥を微塵も感じさせない。

そして、顔が結構な二枚目だった。背が高く、服のセンスもいい。

女なんて、いくらでも寄ってきそうなのに、何で出会い系なんて使ってるんだろう。


不思議に思いながら、私は頭を撫でられ続けた。


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