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私生活
【ノンフィクション その他小説】

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彼はなかなか多忙な人で、実際会える機会はあまりなかった。


でもその分、電話をくれていたので、私にとって早坂さんは親しい存在となっていった。


ユウトさんと違って、早坂さんはメールの返事は必ずくれた。


私が体調の悪いときは、仕事の合間にも連絡をくれて心配してくれた。彼は本当は優しい人だった。


なのに、私はユウトさんを相変わらずどうしようもなく好きで、

太一とも関係を続けていた。


まあ、いいか、と自分の欲求に任せてふらふらし続け、
暑さがピークを迎える頃に出逢ったのが、しょうちゃんだった。


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