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王様じゃんけん
【幼馴染 官能小説】

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女王様の命令は絶対です <後編>-6

「なんだか全部吐き出したらすっきりしちゃいました♪」
「そう、よかった………… 私はずっと胃が痛くて倒れるかと思ったわ」
「あは、姉様ったら じゃぁ私がさすってあげます♪」
「ちょ…… そこは違うでしょっ………… あんっ…… もう駄目だったら…………」

いつものユイに戻った事で少し安心したものの、、
その艶めかしい指使いに、思わずまたあちらの世界にお呼ばれしそうな私。

「やっ…… ホントにもうっ………… んっ……」
「ふふ、早く姉様も隆にしてもらうです」
「えっ? あっ…… それってどういう………… んんっ…………」
「そしたらもうひとつ上の女の悦びを知る事が出来るのです」

その言葉の意味を理解した私は、思わず頬を赤く染めた。

「もうっ…… それ言っちゃうといい話が台無しじゃないっ」
「あは、でも…… 姉様だって興味あるのでしょ?」
「んっ…… そりゃ………… あっ…… でもっ なんか複雑な気分だよっ…………」
「どうしてですか?」
「だ、だって…… ユイは隆とその………… んっ……」
「姉様だってその隆にしてもらうのを望んでるはずです♪」

舌先で乳首を刺激しながら、指で優しくクリトリスを撫でまわすユイ。
乾いていたはずの陰部からは、みるみるとまた密が溢れ出し、
いまさら抵抗する気など微塵も無い私は、すっかりまたその身をユイに委ねていた。

「あっ…… やっ………… 上手く考えられないよっ……」
「ふふ、じゃぁもうひとつ姉様を悩ませてあげましょうか?」
「え? なぁにっ? んっ…… ま、まだ何かあるの?」
「私の想い人………… その人との結末を知りたくありませんか?」

ユイの想い人──つまり隆と秤に掛ける事が出来ず別れるにまで至った人物。
確かに気にならないと言えばウソになる。
けれど、そこまで私が立ち入っていいものなのか、
それを知ってしまうと私は隆だけでなくその人にまで嫉妬してしまうのではないか、
そう思ってしまっては聞きたくともどうにも憚れてしまう。

「そ、それは………… んっ…… 聞いちゃうと私………… 妬いちゃう…………」
「あん、嬉しい♪ 素直な姉様も素敵です」
「ち、茶化さないでよっ もうっ……」
「ふふ、心配には及びません………… だってその人とはつい今しがた結ばれましたから♪」


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