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汚れた教室 〜教室長マヤの日常〜
【レイプ 官能小説】

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真夜中の告白-2

「答えろよ、あいつとはもう寝たのか?」

 酔っているのか、異様な力の強さでシャツの胸元を引き裂かれた。弾け飛んだボタンが床の上で転がる。両肩をつかんで事務机の上に押さえつけられる。体の上に社長の大きな体がのしかかる。

「久保田くんはただのアルバイトです、そんな関係じゃありません! もう、お願いします、ここではやめてください……っ!」

「ああ、いいな、その嫌がる顔。おまえのそういう顔を見せられるとな、ほら、触ってみろ、すぐ勃っちまうんだよ……ま、誰と寝るのも好きにするがいい。でもな、こうやって俺がやりたいって言うときには黙ってやらせろよ、な?」

「だめ……っ、もし、誰か来たらどうするんですか……こんな……」

「こんな真夜中に誰が来るっていうんだ? あぁ? おまえは俺のいうことだけきいてりゃいいんだよ……お母さんの治療、まだ先は長いんだろう?」

 胸に食い込む社長の指、千切れるほどの勢いで脱がされる下着。抵抗する気力が無くなる。頭に母親の顔が浮かぶ。マヤの反応などお構いなしに、社長の怒張したものが足の間を割って侵入してくる。動物のような咆哮。激しく打ち付けられるそれに、痛みも快楽も感じない。事務机がきしむ。振動でペン立てが倒れる。銀色のペーパーナイフが光る。これで社長の胸を突き刺せば、さぞかし愉快な気持ちになれるだろう。

 叶わない妄想を振り払う。自分さえ我慢すれば、必要な金は手に入る。社長はマヤの弱み……母親のことを知っている。体を差し出しさえすれば、仕事上の実績がどうだろうが給料は下げないと約束してくれている。おかげで母親にはじゅうぶんな治療を受けさせることができる。それでも感謝などできない。できるわけがない。

「あ、あっ……」

 社長の舌が首筋から胸へと這う。乳首を執拗にべちゃべちゃと舐め、強く吸いあげる。膣内に挿入されたペニスは、その内部でさらに大きさを増していく。社長の荒々しい動きにクリトリスも擦りあげられ、マヤの体が反応する。

「感じてないフリなんかやめろよ? ほら、気持ちいいんだろうが……こんなぎゅうぎゅう締め付けてきて……教室の方がよけいに感じるってか? ん?」

「いやっ……やめ……てっ……」

「ふん、なにしろおまえは本社で他の男と乳繰り合うような淫売だもんなあ? 週に1回ぐらい可愛がってやるんじゃ物足りないんだろ? なあ、良かったな、今日は昼間と夜と2回も俺のが咥え込めて……」

「あのひととは……そんなこと、してません……誤解だって、何度も……ああっ」

「誤解? たまたま俺が見つけたから、キスだけで止まってただけじゃねえか。あのまま放っておいたら今にもおっぱじめそうな雰囲気だったぜ? あん?」

 腰を押さえつけられ、また奥深くまで突きあげられる。軽い痙攣と共に意識を失いそうになる。目を閉じる。体の感覚を意識から追い出す。母親のことを考える。

 父親がいなくても悲しい思いをしないで済むように、と母親はその愛情をすべてマヤに注いでくれた。再婚の話があっても、きっとマヤが受け入れられないだろうという理由で断り続けた。贅沢な暮らしでは無かったが、母親はマヤが必要とするものなら何でもきちんと買い与えてくれた。私立大学の高額な学費にも嫌な顔ひとつしなかった。だから、マヤは母親が倒れるまで、自分の家が実は貧しく毎月ぎりぎりの生活費しかなかったのだということすら知らなかった。


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