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空っぽ
【OL/お姉さん 官能小説】

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空っぽ-3

「色っぽくないなぁ…
オッパイ出してみろよ。」

さっきセックスして服を着たばかりなのに私はまた脱がされてしまった。
拓実がまたしたいというなら、もう一回させてあげてもいいんだけど…

カシャッ!

今度はオッパイを出したから、そのぶん顔が小さくなってちょっと暗い写真に写った。

「なんかさぁ…色っぽい顔ってできないかなぁ。」

色っぽい顔をしようと思っても「ヤリマン」に隠れていたらできる事もできやしないじゃない。
がんばれば、がんばるほど変な顔になる。

私はいつもそうなのだ。
がんばるほど変な事してしまうのだ。
だからみんなとセックスして、みんなと仲良くなる必要があると思っている。

「下も脱いじゃえよ。」

「えぇっ…それはいいけど変だよ、私だけ裸じゃん。」

「後から俺も脱ぐって…」

結局、またセックスするんだ。
仕方ないから私は裸になってカメラの前に座った。

「いいなぁ…雰囲気出てきたよ。」

体全体が写ったらヌード写真みたいな雰囲気は出たけれど、さらに顔が小さくなってこれでは誰だか分からない。
ただの女の裸なのだ。

「そうだ、いい事考えた。」

拓実は壁にかけられたピンクの枠をした鏡を私の前に立てかけた。

「気持ちよくしてやるからさぁ、お前自分でシャッター切ってみろよ。」

私はまた「ヤリマン」で目から下を覆って鏡を見た。
たしかに笑ってない私がいる。

「ヤ…ダ…」

後ろから拓実が手を回してオッパイを揉んでくる。
乳首を挟んでくりくりくりくりと捻った。
くすぐったいのとせつないのが同時に押し寄せてきて、気持ちよくなってしまう。

「マンコ触ってやるからちょっと腰をあげろよ。」

拓実の指が滑り込んでアソコの毛に絡まる頃にはもう濡れていた。
たて続けてセックスするならば別だけど、二回目の時はなかなか濡れにくいのに私は写真を撮る事で感じていたのかも知れない。

ちりちりとするトンガリを弄られたり、アソコを指でずぼずぼされたりしたら鏡の中の私は泣きそうな顔していた。

「撮れよ、早く撮れ。」

カシャッ カシャッと何度もシャッターを押したけどブレてしまって上手く写らなかったのだ。

「ダメだなぁ、これじゃ使えないなぁ。」

たしかにお化けの写真みたいに怖い…

「そうだ、こんなのどうだろ。」

今度は鏡をどけて、そこに携帯を置き換えるとムービー撮影した。
小さなひとつ目みたいなレンズの横に赤い点滅がチカチカと灯ってる。

点滅が始まると拓実はまた私のオッパイを揉み、アソコを拡げて触り出す。
「ヤリマン」を持ったままの私は何かがさっきと違ってあんまりドキドキしなくなった。


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