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幼き日の思い出
【その他 官能小説】

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夏の終わりに-4

「あ・・・ごめん」
室内に入ると入れ替えりにパンツ君が玄関の軒下に立ちさっき脱いだTシャツを雑巾みたいに絞って雨でたっぷりしみこんだ水分を絞り出している。
Tシャツを室内に張ってある洗濯ロープに掛ける
パンツ君はなにを思ったか出入り口の軒下でズボンを脱ぎ始めた。
「ちょっ・・・ちょっとなにしてるの!」
「ズボンもぬれたから」
「女の子の前でズボンを脱ぐな!外からも丸見えだよ」
「別に平気」
「こっちが平気じゃない」
パンツ君はこちらのクレームなど無視でズボンも絞り洗濯ロープにかけた。
「無神経ね」
「そんことよりお前も脱いで乾かせ。そのほうが早く乾く」
「あのね・・・」
「そのタオルなら全部隠れるだろう」
「そうだけど脱いでる最中は、丸見えになっちゃう」
「奥にシャワー室があってその前に脱衣所があるから、そこで着替えれば?」
「シャワーがあるの?借りてもいい?」
「ああ、別にいいと思う」
私は彼の言う奥の部屋にいってみると脱衣所には洗面所もありドライヤーも備えられていた。
「のぞく?」
脱衣所の扉をしめるときパンツ君に確認する。
「し、しない!しない!」
パンツ君だから覗く位するかな・・・・
初対面でパンツ見せろといったスケベだ。
まあ色々世話になったし、ちょっと覗く位なら大目に見るか等と考えながら濡れた服を脱ぎ、洗面台で絞りシャワールームに入る。
シャワーを適温に調整し汗と雨に濡れた体を洗い流す。
「はぁ〜〜〜生き返る〜」
自然と声がもれる。・・親父みたいだが・・・。
シャワーの水音に紛れてコトンと音がした。
・・・やっぱり来たか。
シャワールームの扉をほんの少し開けて覗いてみる。
案の定更衣室にパンツ君が入り込んでいた。
パンツ君は、私が脱いだ濡れた服の中から私のパンツを取り出して眺めていた。
こいつは・・・
「こらっ!何してるのっ!」
「あ・・あわわ・・ご・・ごめん」
「パンツ君は、慌てて更衣室から逃げ出そうとする。
「こらっ!逃げるな!タオルを取って」
私はシャワールームから手だけ出して手を振る。
「タオルとって早く!」
パンツ君は困惑の表情を浮べて脱衣籠に入ってタオルを取って手渡してきた。
扉の隙間から覗こうと思えば覗けるのにパンツ君は顔をそむけていた。
スケベなんだか・・・シャイなんだか・・・よくわからない。
「ほら、早く受け取れ」
「あ・・・ありがとう」
私はタオルを受け取りシャワーを止めタオルを胸から巻いた。
足首まで隠れる。
更衣室にそのまま入る。
「こ・・・こら・・・お前・・・そんな格好で・・・・・・」
「さっき脱げって言ったじゃん!」
「まさか・・・本当に脱ぐと思わなかったから」
「大体、君もパンツだけだし」




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