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〈聖辱巡礼〉
【鬼畜 官能小説】

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〈聖辱巡礼〉-26

『ふはッ!?…は…あぁ…』


琢也は、安堵の声にも似た吐息を吐くと、幹恵の口から繰り出される性技に、全身の筋肉を痙攣させて悶えた。


『大きくなってきた…嬉しい……』


幹恵の甘ったれた声に琢也も呼応し、二人は鼻から息を抜いて、せつない吐息を奏でた。


初めて二人で〈関係〉を持った時、琢也は今日と同じく幹恵の手の中で果てた。未経験故の失態……気まずくなって塞ぎ込む琢也を、幹恵は優しく宥め、口に含んで勃起させた。

『もう、だらし無いわねぇ』

軽く小馬鹿にしながらも、微笑む表情に悪意は見えず、琢也の心は傷付くことはなかった。
しかし、失態をしてしまった事への気まずさは、なかなか消えず、幹恵の数々の愛撫に琢也は溺れっぱなしで、一度も主導権を握ることはなかった。
いつも幹恵に翻弄され、任せっきりに近いままで絶頂を迎える日々。
それは教師に姦されていく背徳の混じった快感として脳髄に刻み込まれ、その快楽から逃れられなくなっていった。

学校で、他の生徒達から羨望の眼差しを浴びる美人教師……彼女に罵しられながらも与えられる快感は、琢也の性行為に対する幻想を遥かに超えたものだった……。


『フフ…こんなに大きくなって……琢也、可愛いわよ』

『ぼ、僕も先生のこと好きです…大好きです……』


幹恵は見事に反り返った琢也の肉棒を握り締めると、その上に跨がって腰を下ろした……口に含むと同時に避妊具を被せたピンク色の“ソレ”は、生殖器というより幹恵専用の性玩具のように見えた。


『あ…あんッ!!琢也…大きい……ッ!!』

『先生…先生…ッ!!』


騎乗位の姿勢で跨がり、深々と琢也の肉棒を取り込んだ幹恵は、下腹部に力を入れて秘穴を締めて、琢也の肉棒を強力に握り締めた。


『先生…ッ!!スゴ…い……』


幹恵の使い込まれた秘穴は、それ自体に意思があるように、肉襞は舌先のようにペロペロと肉棒を舐め、弛緩と緊張を繰り返しながら亀頭を刺激していく。

一心不乱に腰を動かし、潤んだ瞳で琢也を見下ろし、鼻穴を拡げて口を開け、臆面もなく下品な喘ぎ声をあげる様は教師とは程遠く、性欲に憑りつかれた好色魔そのもの。
魔力で無垢な男子を虜にし、枷で手足を拘束し、その若き精力を貪る痴女の本性が剥き出しになっていた。


『せ、先生…ッ!!……イクぅ!!!』

『あはぁッ!!ああああ!!!』


二度目の射精に至った琢也は、全身の力が抜けたようになり、呼吸をするのが精一杯といったかんじでベッドに横たわっていた。
幹恵はとりあえずは満足したような笑みを浮かべてはいたが、まだまだ体力は残っているようだ。


『琢也…よく頑張ったわね……お腹すいたでしょ?』


幹恵はブラジャーを外して正座になると、琢也の上体を膝に乗せ、やや赤黒い乳首を口元に当て、唇の隙間に押し込んだ。
まるで赤ん坊に母乳を与えるように……。


『……オッパイおいちい?』

『……おいちい…もっと飲みたい……』


母乳など出るはずもないが、琢也は幹恵の乳首に吸い付き、チュウチュウと音を発てて吸引を繰り返した。
優しい眼差しで赤ん坊のような琢也の頭を撫で、まだ与えていない片方の乳首を口元まで運ぶ……道を踏み外した教師と生徒の情交は、まだ終わりそうもなかった……。



《終わり》


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