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なつ子
【ロリ 官能小説】

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初めての露天風呂!これ丸見えやんかぁ-1

 運転手も含めて7人しか乗っていないのにもかかわらず、撮影機材や衣装その他さまざまな荷物が積み込まれ圧迫感を感じるマイクロバスの車内。
監督、小太りのアシスタント郁子さん、角刈りのいかにも職人といった風貌の親方、1人半分の座席が必要となる年齢不詳な巨漢の大将、運転手も兼任するまだ若いスキンヘッドの坊主、それに写真集のモデルをしていた弓子姉さん、そしてなつ子という年齢性別に統一感の全くないメンバーが、眠そうな早朝の高速を日本海に向けて快走している。
「今日は温泉ビデオの賑やかし役と撮影の手伝いだから、あくまで撮影の主役はなつ子なんだから」

 モデルをしたことがきっかけで、地元でブラブラしているよりはと、撮影スタッフの仕事を手伝いながらバイトして一人暮らしを始めたという弓子は、なつ子が見た写真集より一回りほどたくましい感じになっていた。
「モデルの時はお姫様みたいに何も手伝わずにぼけっとしてたけど、撮影の仕事手伝うようになってから逞しくなったよ」
そう言いながらTシャツの腕を捲って力こぶしをつくってみんなを笑わせてた。
あの写真集の女の子が、笑顔でなつ子をマイクロバスに向かい入れた弓子であることが、今でも信じられないようだった。
「カメラテストのビデオ見たよ、だからこんなに緊張してるなんて信じられない」と、弓子なりにあけすけな会話でカチカチに緊張しているなつ子をリラックスさせようと屈託無く話しかけてくる。
「このバスに乗っている温泉組は、全員なつ子のカメラテストのビデオを繰り返し繰り返し見てるからね」
監督とアシスタントの郁子はともかく、初対面の親方、大将、坊主、そして弓子が、真っ裸でオ・メ・コ丸出しでカメラに向かって自己紹介して、オナニーに狂っているなつ子の姿を見ているんだ、そう考えるだけで緊張に輪をかけた羞恥に震えて下を向いて固まってしまう。

 弓子はそんななつ子の耳元で囁くように「あたしの写真集見たんだって?どうだった?」と尋ねる。
「とっても良かった、すっごいと思った、うちも真似したいって思ったから」と、なつ子は本音を答えた。
そんななつ子に郁子も耳元で囁くように「でしょ? あのね、弓子はね、ずっと以前に、ここのみんなにね、真っ裸になって直接オマンコ見られてるし、オマンコ見せつけてるんだよ、これからなつ子が撮影でするようなことをね、すでに体験済み」
弓子も続けて「ここのみんな、あたしのオマンコ見てるし、オマンコ撮ってくれたんだから」
なんか普段聞き慣れているオ・メ・コとは違い、郁子と弓子は真剣にオ・マ・ン・コと呼んでいるのがなんか滑稽で、思わずクスリと笑ってしまって、さっきまでの緊張と羞恥から一気に解き放されたよう。
しまいに監督が「まったくさっきから、オメコとかオマンコとか、ここの女性陣は、下品なドスケベばっかりやな。
まぁだから商売繁盛で食いっぱぐれないんだけど、ありがたいことでっせ」とダミ声でまくし立てた。
バス内は大爆笑となって、新人モデルを迎えた温泉組のチームワークがちょこっと強まったような気が。

 1泊2日の撮影ツアーは、目的地の旅館に着くまで、点在する露天風呂や秘湯でできる限り撮影をしていく強行スケジュール。
移動しては機材を下ろしてセッティングして女性陣が入浴して撮影して撤収、この繰り返しを重ねていくかなりのハードなツアーとなった。
ここまでは、なつ子の出番はなく、湯上がりの2人にタオルと服を持っていったりの手伝いに専念。
少人数で効率よく撮影を進めていく男性陣に感心しながら、物珍しそうに見学していた。
小太りの郁子は裸になるとかなりのボリュームのあるグラマーで、巨乳がゆさゆさ揺れる。
写真集で見慣れていたはずの弓子も、逞しさに加えて女らしい体型に変貌しているのに気がついた。
だがそれよりなつ子がビックリしたのは、2人は陰毛はもちろんだが腋毛を生やしていたこと。
最初の温泉でシャツを脱ぐ2人が揃って腋毛を露わにして、それを気にもせず湯船に浸かって撮影が始まった。
母親の剃り忘れぐらいは見慣れているものの、若い弓子やグラマラスな郁子が、わっさと腋毛を密生させていることに衝撃を受けていた。

 今進行中の撮影は女性を撮るためではなく、あくまで温泉のPRなので、遠景で秘湯を紹介することが目的。
動きの少ない画面に色を添えるために、女性の入浴シーンを挿入しているに過ぎない。
「監督の趣味だから」郁子がクスっと笑って、白髪交じりの長髪を後ろで束ねた口髭の男を指差した。
実は女性の入浴シーン目当てで温泉紹介ビデオを買う男性もいるようで、温泉組に出演している女性は腋毛が生えていると密かにマニアが注目しているとか。
「商機を逃さない監督の才能でもあるのよ、そして腕達者な職人でウチは持っているの」と、ちょっと自慢げに郁子が語る。
その商機をなつ子に感じたからこそ、今回の露天風呂撮影ツアーは過密スケジュールになったわけだが。
マイクロバス内で簡単な昼食をとりながら、午前から続いた温泉撮影ツアーも佳境に向け最後の秘湯に向かっていた。
候補に挙げた温泉はまだあったものの、これ以上時間を取られると旅館に着いてからのなつ子の撮影予定が狂ってしまう。


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