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濡れた女達
【その他 官能小説】

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第1章-15

「これから私が気合いを入れて可愛がってやるからな」
「あん、はい・・お願い致します」

すでに明菜は感じていて、股間は濡れていた。

朝井も黒のトランクスだけである。すでに明菜は朝井に麻縄で縛られていた。
それは(亀甲縛り)と言ってSMでは定番の縛りである。


7メートル程の長さの縄が明菜の頭で2つに別れ、首の前で結び、
2本下に落とされる。
縄は、首から下に括られた結び目が3つほど出来ていた。

それが明菜の下腹の割れ目に下がって食い込み、股下を通り、縄が後ろで上に向かい、
首に巻かれた縄を通り、背中へ引き回されるのだ。

その縄は左右に分かれ、乳房を円を描くように結び目を通して、
次第に出来上がっていく。
前から見た明菜の身体は、身体を中心に亀の甲羅のようにダイヤ形に連なる。

どんな時でも、朝井の縛りは完璧である、縛る力は決して妥協せず、厳しい。
確実に女の肌と肉に食い込んでいく。
ただ、きつく縛れば良いというわけでなく、多少のゆとりもありながら完成度は高い。

仕上げは、手首を縛り上げるのだ。
朝井は平然としながら明菜の手首を腰の後ろで重ねさせ、
余った縄先で手首を二巻きして完成する。



分かり易く言えば、長い縄を首に巻き、大きく下に垂らし、ふんどしのように股をくぐらせ、
背中へ回して、首に巻いた輪を通り、そこから縄を前に通して菱形になるように、
対称的に縛るのであり、これは女を美しく見せる縛りの一つである。

朝井は縛りながらも、どんな女でも手加減はしない。
久し振りのSMプレイである。

この女を始めて商品とし、M奴隷として教え込んだのは経営者としての自分だったが、
それから客に引き渡し、彼等の慰み者として売れっ子となり、弄ばれて女になった。


明菜は、始めの頃の初々しいOLから、今は奴隷女らしくなっていた。
始めて明菜を調教したとき、縛り上げたこのムチムチとした柔らかな肉体は
思いの外、性的経験はあまりなかったのに朝井は少し驚いた。

まずは、初歩的な(たすき縛り)にし、片足を上げさせ、背中と足を縛ってU字にさせ、
それを天井の梁から吊す。こうして、片足でバランスをとりながら立たせるのだが、
当然、この形で局所が丸見えになる。

その形のまま、女の尻を鞭で叩くのだが、明菜は泣きながら良く耐えていた。
(ビシリッ!)という音をさせ、鞭がしなる度に女の身体は反動でクルクルと回る。

「きゃっ!い、痛いっ!」
始めて鞭で叩かれる女は、ほとんど絶叫する、明菜も同じだった。

何度か叩いた後に、局所を見ると、明菜は濡れていた。
涙と鼻水を垂らしながらも、泣き言は言わなかった。

鞭打ちを止め、片足を上げたままの明菜の腰を抱え込んで挿入したとき、
明菜は少し痛がった、朝井の太いペニスで膣口が悲鳴を上げたのだろう。
それは始めて処女と交わった感じがした。

その形で楽しんだ後、朝井は吊した縄を緩め、明菜を床に降ろし、
頭を床に付けさせ、犬のように四つん這いで、後ろから再び挿入したとき、
もう明菜は痛がらなかった。

逝くまではいかなかったが、明菜は喜びを感じ始めていたようだった。
しばらく突き上げていて、朝井は明菜のなかに射精した。

久し振りに、若い身体を楽しんだ朝井は明菜から身体を引き離したとき
ペニスが痺れ、明菜の肉がまだ絡まっている気さえしていた。

しばらく、明菜を仕込むまで、朝井はこの女を教育と称して
2週間ほど、朝となく、昼となく弄んで堪能し、
味わったあげくにそれを客に引き渡すのだ。

朝井は、このやりかたで今までの女を自分流に楽しんでいた。
まさに役得としか、言いようがない。しかし、これで女達が朝井を慕うというのも、
朝井のテクニックが良いと言うことだろう。

明菜はその後、指名した客達に調教され、それなりになってきたと朝井は認める。



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