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LUCKY
【獣姦 官能小説】

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LUCKY-3

射精してしまうと、ラッキーはすぐに体を離して自分でペニスを舐めたりしながらもう用は済んだと薄情なものでした。

どこの世界でも雄というのはこうしたものなのでしょうね。

膣からタラリと大量の精液が流れ出して、セックスとはそういうものなんだって実感だけ味わえました。
もちろん、それが至って不衛生な行為である事も犬の精液で妊娠はしない事も知ってました。

また、ラッキーとセックスしてイク事はありません。
だけど、内気な私と愛犬ラッキーは本物の野生を共有できたのです。
当時の私にはそれが犬とセックスする理由だったのでしょう。

母が留守の間にラッキーを家にあげて、何度か裸でたっぷりセックスしようとした事がありました。
すぐに家に上がりたがるラッキーはいざ座敷に上げてやると逆に落ち着きません。

私がいくら誘ってもセックスに集中できなくて、挙句に私よりバスマットに夢中になります。
ラッキーとのセックスはいつも太陽の下でする事になっていました。



やがて私は大学に進学して、本物の恋人ができてその男と頻繁にセックスするようになりました。
セックスは私を野生に引き戻すのです。

「ベッドに入ると…刺激的だね。」

「嫌い?受け止めてよ…私のすべて…」

人間同士の交尾はとっても刺激的。
絡め合う舌…きゅんとなるほど、おっぱいを吸われて…
手の感触で舌の感触でたしかめ合う愛…

結合しあった一部分から心も体もひとつに繋がる。
本物の野生を感じました。

欲情は人間に残された最後の野生なのです。

可哀想なラッキー。
家族に捨てられて恋人だった私にも捨てられたのです。
私は人間とセックスするようになってもラッキーが不憫で時々セックスしてあげました。
だけど何度も男を代えているうちにラッキーは私にとってやはり犬なのでした。

やがて私は5人目の男と結婚して家を出ました。



あれから12年が過ぎて、ラッキーは先日この世を去りました。

子供もできて、もちろんそれだけが理由ではありませんが一番セックスが激しいからと選んだ夫も最近ではほとんど相手をしてくれない…
今更ですが捨てられた不憫なラッキーの事をしばしば思い出したりするのです。

私は子供達を焚き付けて、夫に犬をねだるように言いました。
昨日、我が家にやってきたラブラドール。
名前はラッキーです。

そして私は子供たちのいないうちに、一歳になるラッキーの前でマーガリンを片手に何も着けていない股を開いてみせるのです。


これが誰にも言えなかった私の恥ずかしいお話です。



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