投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

ご褒美2
【コメディ 官能小説】

ご褒美2の最初へ ご褒美2 0 ご褒美2 2 ご褒美2の最後へ

ご褒美2-1

 先週の金曜日は、アイにしてやられた。

 2カ月前に部署が替わって急に仕事が忙しくなった。会社から部屋に帰り着くと疲れが
どっと出て、夕食もとらずに寝てしまうことがあったりしたほどだった。
 先週もずっと外回りをしていて、取引先の担当者やら上司やら、何かと気を遣う機会が
多く、気力的にも体力的にも相当に疲れていたから、アイから誘われてもなかなかその気
になれなかった。
 しかし、アイに無理矢理に責められたことで、身体の奥に眠っていた性欲が呼び覚まさ
れてしまい、1回では満足できず、その後すぐに2回戦へ突入してしまうハメにになると
は、我ながら何ともあさましい限りだ。
 好きで一緒に住んでいるアイとゆっくり過ごす時間が少なくなっていたのは事実だし、
それに関しては申し訳なく思っているのだが、だからといって、あの、酷い仕打ちを素直
に受け入れる気持ちにはなれない。このままやられっ放しでは、あまりにも悔しい。

 仕事も早く切り上げられそうだし、今夜は金曜日の仕返しをしてやらないと…。



ご褒美2の最初へ ご褒美2 0 ご褒美2 2 ご褒美2の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前