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Twin's Story 外伝 "Hot Chocolate Time"〜廃墟タイム
【兄妹相姦 官能小説】

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廃墟タイム-5

 ケンジはマユミを後ろから抱きかかえた。そして左手で彼女の左の乳房を優しく包み込んだ。彼の右手は前から股間に伸ばされ、その中指がマユミの愛らしい繁みをかき分けてクリトリスを捉えた。
「あ、ああん……」マユミは喘ぎ声を上げた。ケンジはその指の動きを少しずつ大きくした。
「痛くないか? マユ」
「平気。とっても気持ちいいよ、ケン兄。あ、あああ……」マユミは顎を上げ、うっとりとしたように目を閉じた。

 マユミの秘部から雫が太股を伝い始めたのを確認したケンジは、一度自分の中指と薬指を舐め、唾液でたっぷり濡らした後、静かにマユミの谷間に挿入し始めた。「あ、ああっ!」マユミは顎を突き出して喘いだ。そのうちケンジのペニスもその大きさを増し始め、彼はマユミのヒップにそれをこすりつけ始めた。「んっ、んっ……」

「ケ、ケン兄、あ、あたし、もう……」マユミの身体が細かく震え始めた。

 二人は立ったまま身体を押し付け合っていた。ケンジは左手に力を込めてマユミの乳房を揉みしだき、彼女の谷間に挿入した指を小刻みに動かし続けた。「ああ、ケ、ケン兄! イ、イっちゃう! 、あたし、ああああ……」
「ううっ、お、俺もまた……」

 二人の身体の動きが激しさを増した。

「あああーっ!」マユミがひときわ大きな声を出した。
「イくっ!」ケンジも呻いてマユミの乳房を握りしめた。

 ぐうっ! っと喉元で呻いたケンジは全身を硬直させて再び体内にあった熱い想いを勢いよく放出し始めた。
 がくがくがく! マユミの身体が痙攣した。「ケン兄ーっ!」
 ケンジはとっさにマユミをぎゅっと抱きかかえた。

 マユミのヒップに放出されたケンジの精液は、太股を伝って彼女の白い脚を幾筋も流れ落ちていった。


 二人は汗だくになってはあはあと荒い息を落ち着かせようとしていた。ケンジは背中からマユミを抱いたままその肩に顎を乗せていた。
「やっ!」マユミが小さく叫んで自分の足を跳ね上げた。
 ケンジは思わずマユミから身を離した。「ど、どうしたんだ?」
「いつの間に?」
 マユミは自分の足下を見下ろしていた。

 そこにはさっき天井の上にいた黒い猫が慌てもせずマユミの足にすり寄っていた。

「さっきの黒猫?」ケンジは驚いたように言った。

 その猫はマユミの脚を伝って垂れているケンジの放った液をざらついた舌でしきりに舐め取り始めた。
「この猫……」ケンジはびっくりしてその様子を見た。
「やだ、温かくてざらざらしてる……」マユミは脚を動かさずにその猫をじっと見下ろしていた。「でも何となく気持ちいい」
「お、俺の出した液を舐めてら……」
「この子も女の子みたいだよ。好きなのかな……」
「めちゃめちゃ変な猫だな……」
 マユミは執拗に脚を舐め続けているその猫に向かって言った。「猫ちゃん、妊娠しちゃうよ、ケン兄の赤ちゃん」
「いや、するわけないから」ケンジが呆れたように眉尻を下げた。



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