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べっ甲飴
【女性向け 官能小説】

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べっ甲飴-6

 何ヶ月か経つと往診の後、体を重ねることが当たり前になっていた。

 彼女も初めは痛いと泣いていたが、体を重ねていくうちに自分からねだるように腰を振るようになった。
 
 「んあっ・・・ぁ・・・いやぁ・・・」

 僕の手から逃れるように桃子さんは体をよじる。
 そんな桃子さんにかまわず、僕は桃子さんの紅く色づいた突起物を口にくわえ軽く吸った。

 「ひやぁんっ」

 彼女は愛撫の中でこれが一番お気に入りのようだ。
 突起物を弄び、クチュクチュとわざと音を立てて吸い続ける。
 もう一方の突起物にも手を伸ばし、人差し指の腹で円を描くように優しく撫でる。

 「せんせぇ・・・いやっ・・・」

 消え入りそうなか細い声。
 男を知ったばかりの体が、悦びを求めて腰を揺らし始める。
 
 桃子さんの白い肌がみるみる赤くなり、僕は夢中で彼女の突起物をしゃぶった。
 
「せんせぇ・・・いやぁ・・・ぁっ・・・それ・・・気持ちいい。もうダメ・・・じらさないで?先生が欲しいの」

 「桃子さん、まだ始まったばかりじゃないですか」

 ジュルリと音を立て、乳首を吸い上げると同時に、先の部分に歯を立てた。

 「んっ!ああん!!」

 「声は抑えてください。いつ誰が来るか分からないんですから」
 
 「はい・・・」

 涙目になりながら僕の愛撫を受ける桃子さん。
 僕はいじわるするように彼女の弱い部分を攻め立てる。

 突起物をいじっていた手を桃子さんの敏感な部分に持っていく。
 始まったばかりだというのに桃子さんのそこはすでに濡れており、指で触るとネチャリとしたとろみのある液が絡まってくる。

 「ああ。もうこんなに濡らして。桃子さんは相変わらず感じやすい人ですね」

 「お願い・・・せんせぇ・・・先生が欲しいの・・・はやく・・・早く入れてぇ」

 「自分からおねだりなんて。桃子さんはいつからそんなはしたない子になったんですか?」

 「ああ・・・苦しいの・・・先生が欲しくて・・・ずっと・・・欲しかったの・・・」

 僕も欲しかった。ずっと桃子さんの事ばかり考えていた。

 少しでも桃子さんを感じたくて、トイレにこもる回数が余計に増えた。

 乳首を舐めながら、僕は桃子さんの蜜壺にゆっくりと指を入れた。
 指が膣に埋まっていくたびに桃子さんがくぐもった声をあげて体をよじらせる。
 
 「あ・・・せんせぇ・・・それ・・・いやぁぁ」

 「これが欲しかったのでしょう?さあ、思う存分感じてください」

 「ああん・・・ちがっ・・・これじゃなくて・・・」

 「違う?これじゃないんですか?」

 「ぁ・・・それじゃなくて・・・んっ!」

 指をもう一本、桃子さんの膣に入れる。
 苦しそうにしながらも中で動かせば桃子さんが悦んで僕の指を咥えこむ。
 次第ににちゃにちゃと水音が聞こえ、指を動かせば動かすほど、音は大きく響いた。

 「ほら、聞こえますか?桃子さんの音ですよ」

 「ぃゃ・・・」

 僕は桃子さんの中から指を引きぬいた。
 その指を桃子さんに見せつけるようにゆっくりと舐める。

 「先生・・・そんな汚い・・・」
 「汚くなんてないですよ。甘い味がしますよ」
 味はしない。
 少しだけ酸味があるように思えるが、ほのかに懐かしい味がする。

 ああ、そうだ。これは昔食べたべっ甲飴の味だ。

 きっと桃子さんは砂糖と水で出来ている。
 桃子さんから流れるこの蜜はきっと甘い。

 顔を近づけて、そっと舌で舐め取る。
 「ひぃっ!」
 
 ゆっくり味わっているつもりだが、彼女から流れる蜜と女の香りに我慢ができなくて、僕は夢中で蜜を舐めた。
 ピチャピチャと音が響く。
 桃子さんは体を震わせてただ、必死に声を押し殺した。

 「せんせぇ・・・そんなところ舐めちゃやだぁ・・・」
  
 舐めれば舐めるほど蜜はあふれ、女の味が強くなる。
 桃子さんは腰を浮かしたまま、僕にそこを押し付けてくる。

 「あっ・・・だめぇ・・・せんせぇ・・・もう・・・我慢できないっ・・・」

 ああ、桃子さんがイッてしまう。
 ようやく桃子さんのそこから離れる。

 もう少し味わっていたいが、桃子さんが先にイッてしまっては意味がない。
 
 「せんせぇ・・・」

 桃子さんの膣に自分自身を挿入する。
 「ああ!!」
 桃子さんが固く瞳を閉じ、与えられる快楽に身をゆだねた。
 動くたびに桃子さんの胸が揺れる。
 僕の物を少しずつ締めつけながら、桃子さんの膣は徐々に熱くなっていった。

 「せんせぇ・・・せんせぇ・・・」
 無意識に僕を呼び、桃子さんの喘ぎ声が大きくなっていく。

 「だめぇ・・・もう・・・イッちゃう!せんせぇ!せんせぇ!」

 「大丈夫。ここにいますから、イッてください」
 
 そういうと同時に桃子さんの膣が一気に締まる。
 桃子さんの体がびくびくと痙攣し、うつろな顔で天井を見上げている。


 だが僕は止まらない。
 「せんせぇ!いやぁぁ!お願い!抜いてっ!!」
 
 そう鳴き叫ぶ桃子さん。
  
 次第に部屋を満たす男と女の匂い。
 彼女の膣を行き来するたびに欲望が強くなる。
 
 動くたびに桃子さんが悲鳴をあげて僕を見上げる。
 美しいその人を穢している自分に酔いしれ、僕は欲望を桃子さんの中へ解き放った。

 「っあ!」

 「いやぁぁ!!」

 桃子さんの中に放たれた僕の欲望。桃子さんは本能的にそれを受け入れ、膣をヒクつかせた。
 ずるりと桃子さんの膣からそれを引き抜く。だらしなくなったそこからはまだ欲望が流れ出ている。


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