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いけない課外授業
【教師 官能小説】

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いけない課外授業-2

「あはは、わたしだって自信なんてないよ!まどかだって興味は人一倍あるくせに。彼と初めてキスしたときのこと、誰よりも熱心に質問してきたのはどこの誰だっけ?」

「もう、やめてよ!」

「わあ、まどかの顔、真っ赤っかだ!かーわいいーっ!」

 膝上の短いプリーツスカートをひるがえし、机の間を器用にすり抜けて逃げる美野里を追いかけまわしながら、美野里はもう素敵な彼とキスもエッチも経験済みだって言ってたことを思い出す。他の友達も、ほとんどの子たちは彼氏がいるっていってたな。わたしはまるでひとり取り残されたような気持ちになってしまう。

 胸のふくらみも、腰のくびれも、美野里のそれはすでに大人の女性そのものだ。自分の凹凸の無い棒きれのような体が悲しくなる。

追いかけるのをやめて、ふう、とため息をついた。美野里が心配そうに駆け寄ってくる。

「冗談!冗談だから、そんなに深刻に考えないでよ。まどかは自分で思ってるよりずっと可愛いよ?だから焦らなくてもいつか素敵な彼が見つかるって」

「・・・いつかって、いつ?」

「うーん、おばあさんになる前にはどうにかなるんじゃないの?」

「もう!」

 右手を振り上げて叩く真似をしたら、またゲラゲラ笑って美野里が逃げる。そうやってひとしきり遊んだあと、美野里は彼が待っているからごめん、と言って帰っていった。

 あーあ、つまんない。立ち上がって帰ろうとしたとき、窓越しに北校舎にある図書室の電気がついているのが見えた。そうだ、今日は英語の北村先生が質問教室をやっているはず。長文の問題でいくつかわからないところが残っているから、ちょっと聞いて帰ろうかな。

 北村先生は40代の男の先生。まだ結婚はしていないらしい。奥さんとは離婚したとか、隠し子がいるとか、根拠のない噂はいっぱい聞いたことがあるけど本当はどうだかわからない。

女子が体育の授業を受けているときにいやらしい目で見てる、なんてクラスの子が騒いでいたこともあったっけ。あのふっくらしたくまさんのような体型と、いつもにこにこして優しそうな顔を見ているととてもそんなふうには思えないんだけどな。

先生の英語の授業はすごくわかりやすくて評判がいい。1年生までは英語が苦手だったわたしも、北村先生の授業を受けるようになってから英語が好きになってきた。英語の質問教室は週に1回だけ。

恋愛に頑張れない分、勉強で頑張っちゃおう。わたしは教室を出て、ギシギシと鳴る薄暗い廊下を歩き、図書室のある北校舎へと向かった。


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