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真夜中の淫謀
【レイプ 官能小説】

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宴のあとで-1

 舞台にはまた次の女が現れた。艶やかに輝く浅黒い肌を持ち、長い黒髪が豊満な乳房にかかる。全裸であるところまではさきほどの女と変わらない。今度は縛られてはおらず、女の四肢は自由なままだった。

 女の背後にはついさっきまで客席にいた男のひとりが立ち、スーツのジャケットをその場で脱ぎ捨て、後ろから手を回して大きな乳房を揉みしだく。女は気持ち良さそうに腰をくねらせて男をねだる。男は女の腰を両手で引き寄せ、潤いを確かめもせずに勢いよく自身を挿入させた。女の喘ぎ声が大きくなり、立っていられないというふうに舞台の床に倒れこむ。男は女の体の下に滑り込み、粘液に濡れててらてらと光る男性器で再び女を貫き、何度も突き上げる。

 男の腰の動きはまだ止まらないのに、女は足を突っ張らせ上半身をびくびくと痙攣させた。荒い呼吸のまま、うつ伏せに男の体の上に崩れる。男はおかまいなしに腰を振り続ける。

 客席から歓声が飛んだ。何事かとエリナが岡田を見ると、岡田は笑顔のまま舞台の端を指さした。

 そこには、人間とさほど大きさの変わらない、真っ黒な犬が一匹放たれていた。その隣には山本が控えている。

 犬は興奮状態にあるようで、牙をむきながら恐ろしげな唸り声をあげていた。強いバネを感じさせる引き締まった後ろ足の間には細長いペニスがそそり立つ。

 山本が犬に合図を送ると、犬は猛然と女の背後に飛びかかった。柔らかな首筋に噛みつき、背中に爪を立てる。皮膚が傷ついて血が滲み、女が叫び声をあげる。犬のペニスが女の尻を突き上げる。男はまだ腰を振るのをやめず、犬は獰猛な動きを繰り返す。

 やがて苦しげな表情で男が果て、犬が女の体から離れた後、女は床にぐったりと体を横たえながら幸せそうに微笑んでいた。その様子はとても演技には見えず、エリナは彼女の知らない快楽を貪る女たちのことが、ほんの少しうらやましくなった。

「すごい・・・」

 エリナの声に岡田がまた笑う。


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