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淫獄の宴
【レイプ 官能小説】

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淫獄の宴-5

 坂谷さんはニヤニヤとしたまま答えない。部長の手がわたしの頬を張る。予想外の痛みに声も出なかった。

「いま話しているのは私だよ。この不況の時代に、何の特技もない君のような女の子を雇う企業なんてあるわけないだろう。給料の分はしっかり働いてもらうからな」

 部長の手がわたしの洋服を脱がせていく。まわりから見知らぬひとの手も伸びてくる。下着まで脱がされて裸になった状態で、両手を天井から下がる太い鎖に繋がれた。怖い。

「さあ、本日の余興を存分にお楽しみください。そしてお楽しみいただけましたら、今後の取引の件もぜひ前向きにご検討ください」

 部長が男たちに笑いかける。男たちは下卑た笑いを漏らしながらわたしの体を眺め、よくわからない道具のようなものを手に近寄ってきた。小さな卵型のものが乳首に貼り付けられた。それはブルブルと振動を始め、さっき坂口さんに触れられたせいで敏感になっていたそこをじりじりと刺激した。

「やっ・・・あ、やめて、はずして・・・っ」

「ああ、若い子はいいねえ・・・声も可愛らしい。どれ、ここにも・・・」

 初老の男が白髪交じりの頭を屈めてわたしの股間を指で撫でた。同じ卵型のものがその指で探り当てられた突起の部分に貼り付けられる。強い振動が与えられ、わけのわからない感覚が体全体に広がった。

「ん・・・あ、だめっ・・・これ・・・いやぁっ・・・」

 誰かの手が両足を押さえて広げさせる。振動が与えられている部分のまわりをねっとりと舌で舐められた。また別の舌がお尻のまわりを這う。乳房を揉む手があり、また背中をバチバチと叩く手があった。涙で視界がぼやけてしまって、誰に何をされているのかさっぱりわからない。唇を吸われる。耳を噛まれ、舌を入れられる。

 男たちの息遣いが次第に激しく荒くなる。あらゆる場所を刺激されて、たまらないような気持ちになって、体の奥がどくどくと波打ち始める。

 冷やかな声が耳元で囁く。

「まだイクなよ。ちゃんとお願いしてからイクんだ。わたしのいやらしい顔を見てくださいってな」

「いや、そんなの、いやっ・・・あ・・・んっ・・・!」

「部長、大森さんはまだ男を知らないみたいですよ。ちゃんと突っ込んでからいかせてあげないと」

 坂谷さんの声に、まわりの男たちがどよめく。それはやがて嬉しそうな声に変わり、わたしの目の前に毒々しい紫色の大きな男性器を模した張り型が突きつけられた。

 誰かの声が言う。

「初めてが極太バイブっていうのも面白いじゃないか。さあ、足を開けよ」

 顔から血の気が引いていく。そんな大きなものが体のなかに入るわけがない。全力で足を閉じようとしたのに、男たちの手は無情にもそれを許さない。

 乳首とクリトリスの刺激はそのままに、新たな刺激がわたしの入口に与えられた。それは唸りをあげながら、強い振動と回転を繰り返しながら侵入してくる。それは少しずつ、確実にわたしのなかに飲み込まれていった。

 興奮した男たちの怒張した性器が太ももに擦りつけられる。痛いのか何なのかわからない感覚に体が引き裂かれそうになる。涙がとめども無く流れ、唾液が唇の端からこぼれ落ちる。それすらも男たちの舌は吸いつくしていく。

「いやぁ・・・お願い、抜いてぇ・・・抜いてよぉ・・・」

 叫べば叫ぶほど、それは奥へと捻じ込まれていった。一番奥まで入ったところで、男たちはわたしをなじった。


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