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あまこい
【学園物 官能小説】

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生徒会-1

 第二部 雨乞い


 学校は退屈だ。特に友達がいないと、退屈を越え、苦痛になる。私は今、その苦痛を味わっている。
生徒会役員なんて、何でなったんだろ、無意味な書類と思える書類に目を通し、赤ペンで線をひく。無意味な作業だと思う。

「槙野先輩、どうですか?体育祭の出し物の予算なんですけど、これが限度かと思いまして」

予算の問題は教師に聞いてよ。なんで私に聞くのよ。

「……良いんじゃない、今年の体育祭は控え目で、去年が盛り上がり過ぎたのよ。予算オーバーして大変だったから」

「良かった、僕もそう思いまして、今年の体育祭はこのくらいがちょうど良いかと思ったんですよ。去年は本当にやり過ぎでしたからね、ハハハ」

ムカつく笑いだな。去年の予算を立てたの私よ。まー、やり過ぎだったのは分る、認める。でも、こんな田舎の高校が、体育祭は盛り上がらないと何があるの、文化祭はグダグダだし、他の行事も山登るぐらいじゃない。だったら体が取り柄のうちの学校は、体育祭は盛り上げないと何もないじゃない。去年の私の考えは間違ってなかったし、今も変らない。少しやり過ぎたのを調整するのは良いけど、この予算は控え目過ぎ。
……え、もしかしてこの予算は当て付け?去年の私の予算のダメだし?ただ単にコイツ、私に対する嫌味?
私の顔色が変る。


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