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視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜
【教師 官能小説】

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カリスマに向けて-1

 冴香の決意は相当なものだった。頻繁にDVDを買いに店に足を運ぶようになる。購入する殆どが女教師ものだった。何回か買いに行くうちに、違う目的も見つかった。度胸試しだ。客のいるアダルトDVD店に入り、視線に耐え度胸をつける経験を積むようになる。この日も男性客の中、DVD物色をしていた。
 (みんな私を気にしてる…。私の事、いやらしい女だって思ってるんだろうなぁ…)
あちこち歩き回り、手にしてはパッケージを見て戻す。そしてまた移動する。
 するとある事に気づく。冴香が手にしたDVDを後から確認している男がいた。
 (きっと女がどういうAVに興味を持ってるのか確認してるのね…。)
そう感じた。自分の性癖がバレそうで恥ずかしかったが、冴香はあえて自分を追い詰める。
 (男の目に耐えなきゃ…。逃げてちゃダメ!これは試練よ。)
冴香は歩き出す。そして向かった先はSMコーナーだった。そして手にしたAVのタイトルは『陵辱・緊迫OL 社内監禁輪姦勤務』だ。それを興味深そうに、そして足をモジモジさせながら食い入るように見つめる。
 (感じる…視線を感じる…。)
遠くから熱い視線を感じた。そしてそれを戻して移動する。すると男がその場所に行き、冴香の見ていたAVをチェックしているのをチラッと見た冴香。
 (きっと私をM女だと思ってるんだろうな…)
体が火照る。興奮してしまった証拠だ。その感覚が、何かたまらなく感じてしまう。
 (ああん…視線がたまらない…)
その男が冴香の背後を歩いて通り過ぎると、心臓が張り裂けそうなくらいに高鳴った。
 すると、違う男もそのAVを確認しているのが見えた。こちらをチラッと見た男と目が合うと、恥ずかしくなりすぐに視線を外す。
 (ま、まだ恥ずかしいわ…。ダメよこんなんじゃ。クラスの生徒全員の目に耐えられないわ。堂々とできるよう鍛えなくちゃ!)
課題を見つけて家に帰る冴香だった。


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