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視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜
【教師 官能小説】

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苦悶する新人教師-2

 出席を取っている間にもガヤガヤしている生徒達。返事も真面目とは言えない返事が多い。
 (ったく煩いなぁ!頭ひっぱたいてやりたいよ!)
冴香は内弁慶な性格だ。思っていてもなかなか口からは出てこない。教師という立場上、ストレスは溜まり易いが、余計この性格だ。人よりもさらにストレスを溜める。
 「あの〜、他の先生からこのクラスの授業態度が悪いと注意されたんだけど、もう少し真面目に授業受けられないのかなぁ?」
冴香が言った。
 「あんまり真面目になりすぎてもつまらない大人になっちゃったら困るじゃん!」
 「冴ちゃん彼氏いるの〜?」
 「か、関係ないでしょ!?」
よく生徒に茶化される冴香。
 「いないんだ。真面目過ぎるから彼氏出来ないんじゃ〜ん?」
 「よ、余計なお世話よっっ!」
 「ミニスカート履いて授業やってくれたら真面目にやるよ?」
 「授業にミニスカートとか関係ないでしょ!?」
冴香のある意味同レベルな受け答えにもなめられる要因はあった。生徒からすればお姉ちゃんと会話しているような感覚だ。
 「と、とにかくもう少し静かに授業受けてよね?」
 「は〜い!」
 (こいつら絶対その気ないな…。)
生徒じゃなく弟として見れば可愛いもんだが、教師という立場上、この態度にとても可愛いもんだとは思えるものではない。
 (はぁぁ、どうしたら言う事聞いてもらえるんだろ…。)
最近は溜め息ばかり出てしまう。


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