投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜
【教師 官能小説】

視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜の最初へ 視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜 1 視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜 3 視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜の最後へ

苦悶する新人教師-1

 思い通りにいかず悩む日々が続いていた。朝起きるとすぐに憂鬱になる。車で通勤する冴香。窓の外には楽しそうに通学する生徒達の姿が見える。
 「私はこんなに苦労してるのにぃ…」
溜め息をつく。自分が学生の時は先生の言う事をちゃんと聞いていた。それだけにちゃんと話を聞いてもくれない生徒がもどかしい。
 「男子校になんて来たくなかったよ!完全アウェイじゃん…。」
毎日こんな事を考えながら通勤する。車から降り校舎に向かう途中で近藤祐介という教師が話しかけてくる。
 「おはよう。」
 「おはようございます。」
この近藤、あからさまに冴香を狙っているのが分かる。いつもどんな言葉にも下心が見え隠れしていた。
 「西野先生、悩みがあるならいつでも相談に乗るよ?」
 「あ、はい…。」
 「いい飲み屋知ってんだよ。そこで飲みながら話そうか?」
 「そ、そうですね…、機会があれば…。」
はっきりとは断りずらい。やんわり断る。
 (酔わせて食っちゃおうて目をしちゃって…ホント嫌!)
誘いに乗ったら最後だと思っている。
 冴香は職員室に入り、準備をして担任のクラスに向かう。
 (少しはおとなしくしてくれないかなぁ…)
毎日そう考えながら教室に入るが、おとなしくなった試しがなかった。
 冴香はクラスに入り教壇の前に立った。
 「はい、席について〜!」
冴香が言うと、ガヤガヤしながらも自分の席に戻った生徒達だった。


視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜の最初へ 視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜 1 視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜 3 視感女教師〜ジョキョウシ ノ サガ〜の最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前