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調教の館
【その他 官能小説】

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第2章-2


乳房は、女のシンボルであり、美の象徴でもある。
母なる乳房、その豊かなる乳房を痛めつけることこそ
S男としての、喜びの一つとなる。

それは、大きな喜びの一つではあるが、まだまだそれは始まりに過ぎない。

そんなことを考えている私の眼を恭子は見ていた。
どんな気持ちでそれを見ていたのか、興味がある所でもある。


全てを脱ぎ捨て、
この肉感的で美しいヌードになっている恭子に私は言った。

「さあ、これから始めるからな、恭子」
「はい、お願い致します、ご主人様」

私に痛められたその乳房の痛みを労るように、恭子は自分の乳房に手で触れていた。

「どうだ、少し痛いか?」
「はい、少し・・でも嬉しいです」
「よし、その喜びを、もっと狂うほどお前に感じさせてやろう」
「あぁ、はい・・」

恭子は覚悟はしているのだろうが、どうされるのかを思うと
不安なのだろう。
その不安げな顔が、私には愁いを含んだようにみえ、思わず興奮させられる。

私は服を脱いでパンツ1枚だけになっていた。
その手には麻縄が握られている。

「恭子、手を後ろに回せ」
「はい、ご主人様」

肉付きの良い恭子は立ったまま、目を伏せ、手を後ろに回した。
「手を重ねろ」
「はい」

私は、麻縄を恭子が後ろで重ねた手首に巻き付けた。
麻縄はキリキリと恭子の手首に食い込んだ。

この時が、私が恭子に縄で縛った始めでもある。
これで、恭子は奴隷女らしくなった。

そして、恭子とのこの関係が長く続くことになるとは
恭子も私もその時には思っていなかった。

女は、縛られたときが一番美しい、と私は思う。

次に、私は口に噛ませるボールギャグを、恭子の口に付けることにした。

「これを付けるのは始めてかな」
「そうです、ご主人様」」

「よし、口を開けろ」
「はい」



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