投稿小説が全て無料で読める書けるPiPi's World

愛のレッスン
【その他 官能小説】

愛のレッスンの最初へ 愛のレッスン 7 愛のレッスン 9 愛のレッスンの最後へ

愛のレッスン《続編》-4

「どうした?いっちまったのか?俺はまだまだだぞ、少し休ませてやりたいところだが、俺もそろそろ我慢ができなくなっちまってな!お前のキツイま○こ、使い物にならなくなるかも知れないけど覚悟しろよ!」

 今岡がこちらを向いて、ニヤリと笑ったように見えた。

 そして、ふたたび動き始めた。

 失神していた奈美がまた、気を取り戻す。

「だ!ダメ!もう許してーー!」

 今岡は奈美の腰を抱え、ついに根元までミシミシと押し込もうとしているらしい。

 本当に壊れるかも知れないと思った。

 その時だった。

「助けて、雅人!助けて!」

 俺の名前を呼ぶ、奈美の声を聞いて、俺はようやく自分を取り戻した。

「何をやってるんだ!俺は!俺は、なんてバカなことをしてるんだ!」

 霞んでいた頭の霧が晴れていく。
 とたんに、いてもたってもいられず、タンスから飛び出した。

「今岡ぁ!やめろー!」

「雅人さん!?」

 奈美が眼を潤ませて、俺に手を伸ばす。

「やめられないな!雅人!」

「やめられないな!俺はお前に頼まれてこうしてやってるんだぜ!お前がこいつの身体を満足させてやって欲しい、と言うから、やってることだ。それに、もうすぐ俺もイクところだからなぁ、やめられねぇんだよ!」

 そういうと、今岡は奈美の中にさらに深く侵入を始める。

「ひっ!いやぁー!雅人ー!」

「今岡、頼む!俺が間違っていた!許してくれ!」

「うるせえ!やめられねぇって言ってんだよ!たまらねえぜ!キツクてよ!よく締まるなこいつのま○こ!俺のに絡みついてきて最高だぜ!雅人」

 次の瞬間、俺は今岡に殴りかかっていた。
 奈美の身体からようやく今岡が離れた。
 しかし、俺も頬を殴り付けられ、一瞬、意識が遠退く。
 頭を振り、ウォーッ!とわめきながら、今岡に突進する。
 みぞおちに蹴りを受ける。激痛に倒れ込みながら、今岡の足に掴みかかる。
 顔を踏み付けられ、俺は立ち上がろうと、もがく。
 しかし顔をあげることは出来ない。
 悔しくて悔しくて、涙が溢れてくる。

 今岡は息をきらしながら、俺を見下し、ゆっくりと語りだした。

「お前は、昔から暗くて、モテる男じゃなかった。そうだよなぁ!?どうせアダルトビデオばかり見てて、ヤルより見る方が興奮する様な腑抜けになっていたんじゃないか?それに、彼女みたいな美人が、自分みたいな人間にふさわしい筈がないと、勝手に思い込んでしまって、自分に自信が持てなかったんだじゃないか!?それでも、彼女はお前の名前を呼んだぜ!それだけお前を思っているんだよ!わかるか!?こんなになっても、彼女はいってない!身体はいくらいっても、心まではいってないんだよ!!身体と心がともなってないんだよ!!」

 俺の目から涙がボロボロとあふれてきた。

 足をどけて、しゃがみこみ、俺に顔を近付けて、今岡は静かに、さとすように、こう続けた。

「やっとわかったか?大事にしてやれよ!いい女じゃないか!最高にいい女じゃないか!もっと自分に自信を持って、大切にしてやれ!絶対、彼女を手放したらダメだぞ!」

 見上げると今岡は優しく笑って、顎で奈美の方を指した。

 そこには、身体にシーツを巻き付け、涙を浮かべている奈美がいた。


愛のレッスンの最初へ 愛のレッスン 7 愛のレッスン 9 愛のレッスンの最後へ

名前変換フォーム

変換前の名前変換後の名前