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淫らなマッサージ
【若奥さん 官能小説】

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足裏から太ももへ-1

「それでは本日16時にお待ちしております。」

脚全体に疲れが溜まっていた智美は、足裏マッサージの予約を入れた。

これまで通っていた所より、少し安めの料金設定のマッサージ屋を広告で見つけ、前々から気になっていた所だ。

家での家事を終えて予約した店へと向かう。


店内に入ると受付カウンターで30代半ばほどの男性スタッフから軽い説明を受ける。

「本日は誠にありがとうございます。コース内容はお電話で承った内容でよろしいですか?
こちらのコースも是非オススメですがいかがなさいますか?」


智美は差し出されたコース内容を一通り拝見し、予約通りで構わないことをスタッフへと伝える。

「かしこまりました。ではご案内いたしますのでこちらへどうぞ。」

男性スタッフにエスコートされ施術室へと案内される。


施術室に通され、中に入った瞬間智美は驚きを隠せなかった。

そこはゆったりとした6畳ほどの個室になっており、質の良さそうなリクライングチェアーが用意され、ヨーロピアン調のオシャレなインテリアで埋め尽くされていた。

驚いた表情を浮かべる智美の顔を見て、スタッフが穏やかな表情で話しかける。


「お気に召しましたか?ここは女性のお客様に評判が良いんですよ♪

個室タイプも珍しいでしょ?
よりプライベートな空間を作ることでお客様がリラックスできるんじゃないかと思って、個室にしたんですよ♪

それではそちらの椅子に腰掛け少々お待ちくださいね♪」

落ち着いた男性スタッフの接客にも好感が持て、智美はこの店を選んだことに既に満足していた。

椅子に腰掛けゆっくり部屋を見渡す。
女性向けの家具や置物が並び、改めてこの店を選んで良かったと実感している智美にスタッフが話しかけてきた。

「こちらは施術用のスパッツでございます。
施術効果を高める為にもこちらに履き替えていただけますか?」


差し出されたスパッツを手に取り確認すると、智美は少し戸惑った表情をスタッフに見せた。

そんな智美をさとすようにすぐさま話を続ける。
「そちらはスポーツタイプのスパッツでして、発汗効果があるんですよ♪
お客様のジーンズを汗で汚す訳にはいかないですし、膝までタオルケットをお掛けいたしますのでご安心ください♪」


「そうですか‥わかりました。」

智美は戸惑いながらもスタッフの対応に安心感を感じ、そう答えた。


「それでは着替え終わりましたらそちらのボタンを押してお呼びください♪」

智美にそう告げ、スタッフは部屋から出ていった。

智美は戸惑いながらもジーンズを下ろし、渡されたスパッツに脚を通す。

しっかりと上まで伸ばすと薄手の素材がピッタリと脚に張り付き、脚のラインが綺麗に浮かび上がる。
丈の長さは太ももの半分程しかなく、履いてみたものの智美は恥ずかしさを隠しきれないでいた。

(別にこんなの履かなくて良いような気がするけど‥‥まぁいいかぁ。)


智美はそんなことを思いながらボタンを押して椅子に腰掛けた。


「失礼します。」


すぐさまスタッフがタオルケットを手に持ち部屋へと入ってくる。

「綺麗な脚ですね〜。」

スタッフは智美の太ももに視線を向け、タオルケットを被せる。

智美は一瞬驚いたが、さり気ない誉め言葉に悪い気はしなかった。


「それでは本日担当させて頂きます、
わたくし高橋と申します。
施術内容は足裏・ふくらはぎの40分コースでよろしいですね。」


智美の足元で丁寧な挨拶を済まし、足裏マッサージが始まった。

場を和ます為か、始まってすぐに高橋が声をかけてくる。

「お客様ご結婚されてるんですかぁ?ピカピカの指輪が光ってますよ♪」
いきなりの質問に少し驚いたが、感じの良い高橋に快く答える。

「えぇ。まだ新婚3ヶ月なんです♪」

「そうなんですかぁ♪指輪がピカピカなので、新婚さんかなぁと思ったんです♪
でもご主人が羨ましいですよ!
こんな綺麗な奥さんで♪」


「いやいや、そんなことありませんよぉ(笑)」

高橋の誉め言葉に場の空気が和み、話も弾み始める。


「実は僕ね、脚を触るだけで年齢を当てるのが得意なんですよ♪
奥さまの年齢も当てちゃおうかなぁ♪」


「えぇ!本当ですか♪
恥ずかしいけど当ててもらおうかなぁ♪」


「わかりました!
当てても怒らないでくださいね(笑)
それじゃあリラックスして力抜いてください。」

高橋はそう告げると、
タオルケットの上からいきなり智美の太ももを軽く揉み始めた。






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