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淫欲教団
【鬼畜 官能小説】

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第二回「楓、散る」-2

 「お手がかぶれますので、手袋をなさって下さい。」
 「おお、これが付くと2〜3日はヒリヒリするからな…」
 ハッと気づいた男は慣れた手付きで手袋をしている。
 「…しかし、こんなモンを女の一番敏感なところに目一杯塗り込められるんだからなぁ…オカしくなっちゃうよなぁ。そうだろ?かえで。」
 無骨な手袋が壷に差し入れられ、ユルリと表れたその手には、ヌルりとした茶色い粘液が、目一杯まとわり付いている。
 「ほれ、これをタップリくれてやるからな…今日は何回、果てられるかねぇ。」
 牝の頭をつかみ、もうろうとした眼前にその粘液を示した。
 “幸満膏”この教団で婢女たちの調教に使われる媚薬である。実質的に教団が経営する診療所の外科医と中国人マフィアの漢方医が共同開発したという秘薬で、人体に付着すると激しい痛みを伴うが、性的知覚神経を持続的に興奮させる。これにより、あらゆる外界からの刺激を性的刺激として認知するため、調教において、婢女たちはあらゆる暴力を性的刺激として、その薬効が切れるまで感じ続けるのである。
 「ハアアァァァァ…」
 楓は頭髪で吊り下げられた頭部を残った力を振り絞り、必死でイヤイヤをした…あの膣腔を襲う激痛の恐怖は何度受けても耐えられぬ…一方、その後の繰り返し込み上げる性的絶頂の期待に、甘い吐息を漏らした。
 「さぁて…こうか?」
 大泉は、女の腰を抱き、グイッと寄せながら、汗ばんだ牝の割れ目に怪しげな漢方薬の香りを湛える
粘液をまとった右手をユルリユルリと押し込んだ。
 「ウグッッッ…」
 牝はくぐもった嗚咽を上げ、その荒々しい男の手から逃れようと腰を浮かせたが、その男の左手がその逃亡を許さなかった。
 すでに手拳性交も調教されている楓の膣腔は、秘薬の刺激と薬効がその粘膜に拡がると共に凶暴な褌男の拳を受け入れざるを得なかった。
 「ハアアア…ヒッ!…ハアアアッ…ヒグッ!」
 徐々にリズミカルに呼吸を荒らげる婢女は、その呼吸に同期した膣腔の伸縮運動を繰り返す。すでにその時、その袋は秘薬と男の拳を求めていた。
 「ほれっ!入ったぞ!」
 「アアアア…イイイ…」
 興奮し、額に汗と血管を浮き上がらせた醜い褌男と、秘薬によって性的神経に全身が支配され、膣腔の激痛に酔いしれる少女。顔面は時折、眉間にシワを寄せ、苦悶の表情を浮かべるものの、それ以外は呆けた恍惚の表情をさらし、涙と鼻水、唾液を垂れ流しながら、甘く切ない悶絶の吐息を吐くばかりである。
 「さて…これでいい具合に仕上がったわい…いよいよ本番だぞっ!…かえで。」
 牝の股間から手を抜き去った男は、いよいよ、あの“凶器”を手にした。
 「ほれほれ…これはキクぞっ!たまらんゾぉ、これ…」
 楓の顔面に黒い凶器を差し出し、ちらつかせる。
 「アアアァァァ…イ、イヤァァ…」
 その黒光りしたモノに本能的恐怖を覚える牝。か細い声で泣くことしかできなかった。
 「ほれ、よぉう、見てみい…」
 男は凶器のスイッチを押し、凶器の内包するエネルギーを放出させた。
 “バリバリバリバリッッ!!”
 「イグウゥゥゥ…アッアッアッ…」
 艶やかな黒髪を顔面にまとわせ、必死にイヤイヤをする少女。
 男はその表情をたっぷりと味わうと、再び女の下腿に下り、その後方へ廻り込んだ。
 ブルンとした柔らかい曲線を湛える臀部…
 「おおお…若い娘のケツは堪らんわい…」
 大泉は脂ぎった顔面を火照った尻に寄せ、何度も嘗め回す…瑞々しい桃の果肉を味わうかのように。
 「ちと、可哀想な気もするが…勘弁せいよ。ワシの情欲が収まらんでな…」
 男は、血走らせた眼を大きく見開き、まずは牝の尻肉の頂点に狙いを定めた。
 「いくぞっ!この淫売がっ!」
 一気に凶器を柔肉の中心に押し当て、躊躇なく電撃を放たせた。
 「アアアッ!アギャァァァ!!」
 少女の全身に50万ボルトの電撃が走り回る。脳髄から末梢まで切り刻まれんばかりの衝撃が襲った…数秒であろうか、男は凶器の回路を開放させ、放電が止んだ。
 「フハォ…フハォ…」
 ようやく電撃から解放された牝は、息も絶え絶え…全身の筋肉は硬直し、思考は停止状態…。
 通常の状態であれば、このまま、徐々に平静に回復するのだが、すでに“幸満膏”を局部に充填された少女には、この激痛が性感の波状攻撃として襲い掛かるのである。
 「アハァッ…アフッ…ハァ…」
 硬直した全身が自ずとユラユラと踊りだす。痺れた神経が下半身からの込み上げる性感に揺さぶられる。与えられた秘薬と女の分泌物の混合がしなやかな太股を伝う…その皮膚を渡る粘液の感覚すら少女の性感を襲う…
 「アアア…アアアア…」
 白痴の如き嬌声を上げる婢女。丸い腰がグラグラと踊りだす…下腹部がビクビクと痙攣を始め、硬直から解放された全身が下半身に支配され、艶めかしいダンスを男達に披露する。
 「おおお…ええ、ええのお…ええぞぉ…か、かえで…」
 その怪しくも艶っぽいダンスに大泉は、すっかり魅了されていた。
 褌の下の怒張は更に鼓動を高めていた…男は少女の肢体にむしゃぶりつき、共に淫乱ダンスを舞う。
 全身を覆う雄の肉体とそのフェロモンが、牝の肌と鼻腔を刺激した…
 「アアアアアアッッ!イ、イクウゥゥゥッツ!」
 穢れた醜い七十男の肉体をまとった十代の可憐な肢体は、その汚れた刺激をトリガーとして、今夜一度目の絶頂に達した。


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