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腐女子の妄想小説朗読
【その他 官能小説】

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『カミングアウト』-1

豊美です。
また続きが出来ました。
今回、しほには新しい出逢いがありまります。
その相手ともちろん…。


「政信との関係を持ってから数週間が経った。
その間もその関係は更に続いていた。
それは脅迫されてとか、強引にとかではなく。
いつしか、しほも自然に政信の事を受け入れ始めていた」

「そんななか。
しほはひとつの決意を心に秘め始めていた」

「そしてあるテレビ番組の中で」

「しほは自分の性別についての秘密をカミングアウトした」

「涙ながらにカミングアウトするしほの姿は視聴者の心を掴み。
知名度、好感度共に上昇しテレビへの露出機会も増え始めた」

「政信との関係も近ず寄らずの距離を保ち続き。
しほは公私に渡り比較的充実した日々が続いた」

「そんなある日」

「今日はとあるバラエティー番組の収録。
しほは雛壇タレントの一人として参加していた」

「そして。
雛壇のゲストの中でも何人かは大物ゲストが呼ばれていた」

「その中の一人が『松永愛』。
多くのファション誌の表紙を飾り、海外の名だたるスーパーモデルと肩を並べ。
多くのショウのランウェイを歩いてきた日本を代表するスーパーモデルであった」

「その愛。
今ではそのハーフと思われがちの彫りの深い美しい顔立ちの割りには。
気さくで明るいキャラクターが視聴者に受けて。
タレントとしても多くバラエティー番組に出演していた」

「しほも。
一人のモデルとして。
愛には並々ならぬ憧れを抱いていた」

「そんなしほに収録合間」

「『収録が終わったらご飯でも食べない?』
切れ長の瞳に人懐っこい笑みを浮かべ愛が話掛けてきた」

「『は…はい』
憧れの愛に声を掛けられたしほも。
突然の事に驚きは隠せないながらも、その端正な顔をクチャクチャにして素直に喜びの表情を浮かべた」


「収録が終わり」

「しほと愛は二人きり。
愛がしほを連れて行ったのは六本木の外れにある小さなイタリアレストランであった」

「その店は小さいとは言え。
ミシュランガイドにも掲載を打診された店であった」

「ワインを飲みながら楽しそうに話す愛の話では。
その掲載要請は店側の方で断り、掲載されていないだけあるとの事だった」

「『そうなんですか!?折角のミシュランガイドを』
愛の話に目を丸くするしほ。
折角のいい話を勿体ない。
しほの偽らざる思いであった」

「『価値観なんてそんな物。
本物に対する満足は自分の中だけあるのよ』
ニッコリとしほに微笑みかける愛。
世界で戦う愛の言葉だけに説得力があった」


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