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トシシタノオトコノコ
【OL/お姉さん 官能小説】

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about me : キサラギフユコ-2

「フユ…気持ちいい…」

哲さんに褒めてもらうのは昔から好きだ。時々こうして頭を撫でられると、自分が愛されているのではないかと錯覚しそうになるけれど。私たちの間には恋愛感情は存在しない。

「なぁ、四つん這いになれよ」

いきなり?上目遣いに目で訊ねると手を捕まれて引っ張りあげるとベッドにうつ伏せにされる。その体勢のまま哲さんの準備が整うのを待つ。

「フユ、なんでこんなになってる?まだ何もしてないのに」

カラダの奥深く目掛けて侵入してきたのは、待ち焦がれていた哲さんのモノではなく、長い指。少し動かされただけで情けないほどの水音を狭い部屋に響かせる。

「だってずっとしたかったんだもの」

お互い自由な身であるとはいえ、やはり仕事を抱えている以上、そう頻繁にカラダを重ねることはできない。

「だから早くオトコ作れって」

こういう関係なのに、時々こういうことを言い出す男。

「男なんていらない」

そう。男なんていらない。もう恋なんてしない。まして結婚なんて。

「でもセックスはしたいんだろ?ほら、フユのここの穴、早く突っ込んで欲しいってやらしい汁垂れ流しながらヒクヒクしてる」

「やだ…」

鏡を見なくても自分の頬がどんな色になっているか容易に想像がつく。

「イヤならやめる?オトコなんていらないんだろ?」

そう言いながらもゴムを被せた自分の性器を私の性器にこすりつける。

「哲さんとならイヤじゃない…」

「もっと素直にいやらしくおねだりしてみたら?」

たまに見せる哲さんのSな態度に思わず振り返る。

「いやらしくおねだりしないならもうこれ以上しない。どうする?」

余裕たっぷりな表情が時々ほんとに憎たらしい。でももう我慢の限界で恥もなにもかなぐり捨てて懇願する。

「お願いします。哲さんの硬いの入れてください」

「もうちょっとエロい単語連発でおねだりして欲しかったけど、許す。オレも久しぶりだし早くフユの中にブチこみたい」

きっと仕事でいろいろストレス溜まっているんだろうなぁ。そういう時の哲さんはS要素が強い気がする。

「ほら、いやらしい喘ぎ声聞かせてよ」

背後から肩をつかみ、哲さんが私の中に侵入してくる。前戯もろくにされてないのに私のカラダの受け入れ態勢は充分に整っていて簡単に哲さんを飲み込んでいく。

「…フユの中、相変わらず最高」

私は哲さんと元夫しか知らないけれど。哲さんとの身体の相性はいいのだと思う。処女喪失した時は流石に若干の痛みは感じたけれど、その後は多少乱暴に扱われても痛みより快感の方が強い。まぁ、哲さんは私にとってセックスの快楽をイチから教え込んでくれた人、というのもあるせいかもしれないけれど。正直元夫との性生活で最後の快楽までたどり着いた記憶はない。またどうでもいいことを思い出してしまった。感のいい哲さんにはすぐに感づかれてしまうというのに。

「余計なこと考えてる余裕があるなら、お仕置きしなきゃな」

お仕置きの言葉に身構える。哲さんの長い指が、硬いものを入れられた性器とは違う穴に触れる。

「いや、それは絶対にイヤ」

慌てて首を振る私の肩甲骨のあたりにキスを落とすと

「じゃぁ、集中して。今だけはオレとしてることだけ考えて」

耳元で囁き、うつぶせになるように促す。そのまま重なるように背後から私を抱いて、腰を動かすスピードを上げていく。私が好きな体勢。はしたない声を上げて簡単に上り詰めると今度は横向きにさせられて、片足を高く持ち上げる。繋がったままで体勢を変えた哲さんが激しく打ち付ける音と、私の性器から溢れるいやらしい音、そして私の喘ぎ声が響く。私が昇りつめても、止むことのない攻撃。繋がったまま何度もイカされる。

「フユ…そろそろいい?」

哲さんは必ず私にそう訊ねる。喘ぎ声がかすれつつある私が無条件で頷くと、正常位の体勢になる。最後はどうしてもこの体位がお好みらしい。ゴム越しに私の中で果てた哲さんを抱きしめる。セックスの最中より私はこの儀式で満たされるような気がする。興奮が収まり呼吸を整えた哲さんが私の中から出て行くと、自分と私の後始末をしたあと、ヘッドボードに置いた煙草に手を伸ばす。

「フユ、あのコンビニの男の子とはどうなった?」

「はい?」

セックスの直後にする質問でしょうか?ソレ。前回会った時に、「周りにいいオトコはいないのか?」としつこく聞かれて苦し紛れに思い浮かんだ男の子の話をしたのを覚えていたらしい。

「どうなったもなにも、なんにもありませんよ」

「絶対そのコ、フユに気があると思うけどな。早く声かけて食っちまえばいいじゃん。若い男は回復力あるし、いいぞ」

剥ぎ取られたバスタオルを再び身体に巻きつけて、私も煙草に手を伸ばす。昨日この煙草を渡してくれたコンビニの店員さんを思い出す。仕事が遅くなった時に寄る近所のコンビニでバイトしている若いお兄ちゃん。今時の子にしては真面目な仕事ぶりも、感じのいい挨拶も好感度が高い。

「その時は喪服だったからもの珍しかったんじゃないですか?」

「そうかな?気がなきゃわざわざ店の外まで追いかけて声かけないだろ、フツー。コンビニじゃ喪服で来る客なんて珍しくもないだろうに」

「…私の落ち込みっぷりがひどかったんじゃないですかね?」

確かにあの日の私は。落ち込んでいたという表現があうかわからないけれど、いきなり突きつけられた現実に、混乱していたし、疲れきっていた。


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