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<12月>
【OL/お姉さん 官能小説】

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クリスマスイブのイブ-4

もう一度狙いを定めると腰を押し出す。確かにキツい。久しぶりの異物の侵入にチカの身体が困惑しているのだろう。無理に押し進めるのではなく、そのままの体勢でもう一度キスをする。

「少し入ったよ」

「ん。おっきい…」

「ったく。おっきいとか言うな」

頭を撫でて頬をつねると緊張が少しは溶けたのか一瞬緩んだ。そのスキを狙ってもう少し深く繋がる。これで2/3くらいはチカの中に埋まっただろうか。

「チカん中、熱くて気持ちいい」

「しゅーちゃんのも熱いよ。ねぇ、もう大丈夫だから…最後まで…」

目を見たまま頷いて、もう一度キスをする。舌を絡めながら腰を押し進め、最後までチカの中に沈めた。チカはキツく締めつける。オレも久しぶりのセックスに長く持つ自信がない。一歩間違えば自分本位に動いて自分だけ達してしまいそうだ。まずはチカを気持ちよくさせないと。ゆっくりと時間をかけて腰を引く。

「あぁっん、イヤっ。抜かないでっ」

チカが必死にしがみついてくる。

「大丈夫。まだ抜かないよ」

苦笑しながら頬にキス。再びゆっくり挿入と後退を繰り返す。だいぶチカの気持ちもカラダもほぐれてきたみたいだ。オレの動きに合わせてチカの中も蠢く。挿入した直後は眉間にシワが寄りがちだったが、表情も苦渋というよりは官能的に変わってきたような気がする。チカを冷静に観察することで、自分自身が一気に昇り詰めてしまうのをなんとか押しとどめる。チカにももっと気持ちよくなってもらおうと、オレをくわえているすぐ上にある蕾を指で刺激する。

「ひゃぁぁんっ。しゅーちゃん、ダメっ。ダメ!」

「何がダメなの?すごい締め付けてるクセに」

うっかりするとそのまま達してしまいそうだ。

「いっぺんにしたらダメっ」

「なんで?気持ちよくない?」

「いやぁっ。気持ちよすぎちゃうからっダメ!」

「オレはチカに気持ちよくなって欲しいよ」

「私だけ気持ちよくちゃダメなの…しゅーちゃんと一緒に…」

なんとかオレの動きを抑えようと腕にしがみつく。

「チカが気持ちよければオレも気持ちいいんだって」

チカの抗議を受け、一度蕾への刺激をやめると繋がったままチカを抱きしめる。小さなチカを押しつぶさないように細心の注意を払いながら。キスをしながら再び腰のグラインドを再開させる。チカの吐息をすぐそばに感じながら。

「しゅーちゃん…もう…」

「どうした?」

「イキそう…」

「そっか。一緒にイこうか?」

「ん…」

チカが頷いたのを確認して、スピードを上げていく。チカの唇からこぼれる歓喜の声を聞きながら、ゴム越しにオレはチカの中で欲望を吐き出した。少しだけ繋がったまま二人とも放心。後片付けを手早く済ますと布団の中、チカがひっついてくる。

「やっと繋がれた…」

「何?チカはそんなにオレが欲しかったんだ?」

「んもうっ。でも、欲しかった。昨夜からずっとおあずけくらってたんですから」

「満足していただけましたか?」

自然と腕枕の体勢になる。すっぽりと収まるチカがやっぱり愛しい。

「うん。気持ちよかった…」

「よかった。オレも気持ちよかった…ってアレ?」

いつの間にか腕の中、チカが寝息を立てている。子供みたいに無邪気な寝顔に癒されながらオレもそのまままぶたを閉じた。







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