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黒い宴@
【若奥さん 官能小説】

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後編-5

「では、そろそろ奥さんを味わうとするかのお」
羽柴は布団の上に美咲を仰向けに転がし、押し広げた両足の間に自らの身体を入れる。汗でほつれた毛がへばり付いた顔を横に向け、目を閉じている美咲。眉をひそめた美貌には、卑劣で醜悪な男に弄ばれ、快楽に溺れさせられ、さらに貞操を奪われようしている人妻の屈辱と恥辱、罪悪感が浮かんでいた。そんな美咲の表情に劣情を高めながら、羽柴は行灯に黒光りする亀頭を美咲の性器にあてがう。
「ほれっ」
先端に圧力をかけると、巨根で押し広げられた柔肉に亀頭が包み込まれる。
「んんっ…」
その瞬間、美咲の眉間の皺が濃くなり、口から苦悶の呻きが漏れた。それに構わず、羽柴の先端が秘肉を押し分け、美咲を深々と貫いていく。
「うんん…あぁっ…!」
布団の上で美咲の細い身体が仰け反り、腰が反り上がる。麻縄がギシッと軋み美乳を締め上げた。
「ひぃっ…やぁぁっ…!」
自分を貫くモノによる攻めを和らげようとすれば麻縄に締められ、それを緩めようとすれば奥深くを突き刺される。美咲は二重の攻めに狂おしい悲鳴を上げながら、羽柴の巨体の下で身悶えていた。
「くくく…縛られながら犯られるのがええようじゃのう…ほれっ、ほれっ」
羽柴が太鼓腹を美咲の腰に激しく打ちつける。
「ひぃっ…あああっ!」
「ほれっ」
「ああぁぁぁっ…!」
後ろ手に縛られたまま身体を大きく反り返らせ、これまでこの部屋で餌食になった女達と同じく愉悦に満ちた悲鳴を上げる美咲。
「い…いくっ……!」
いつの間にか羽柴のでっぷりとした腰に絡みついていた美咲の長い足が爪先まで痙攣していた……。


「ほれ、何をしておる。まだ終わっておらんぞ」
「あぁ…お願いです…少し、休ませてください…」
胸元を締め上げている麻縄を捕まれ、身体を起こされながら息も絶え絶えに懇願する美咲。
「何を言っておる。ワシはまだ満足しておらんぞ。ほれっ、しっかりと腰を使わんか」
羽柴は膝の上に乗せた美咲の白い尻を叩いた。
「いやっ…」
小さな悲鳴を上げ、美咲が力なく腰を揺らし始める。
「ほれ、ほれっ」
ピシッ、ピシッと羽柴の手が美咲の尻を打つ。
「あっ…いやっ…あっあっあっ…」
弾かれたように尻を振り立て、羽柴の膝の上で仰け反ったまま喘ぎ始める美咲。
美咲の腰に回した羽柴の手が麻縄を引き絞り、もう片方の手で細腰を抱き寄せる。
ギリリ…これまでにないという位に美咲の美乳が締め上げられ、はち切れんばかりに尖った乳首が上を向いた。
「あぁっ…ダメ…いや…ダメ…」
再び啼き始めた美咲を見遣りながら乳首に吸い付く羽柴。
「ああんッ…ああんッ…あッあッああんッ」
今まで経験したことのない快感を間断なく味わされ続けてきた美咲は、我を忘れて腰を振り乱し、よがり啼いていた。美咲の腰に回した手と麻縄を掴む手で膝の上で悶える美咲を御しながら、羽柴は男根を包み込んでいる秘肉の収縮が激しくなるのを感じた。
「ほれっ、こうじゃ」
さらに強く麻縄を引き絞り、突き上げる。
「ダメ…いくっ…いっくうぅっ…!」
身体を反り返らせ、羽柴に密着させた腰をガクガクと震わせながら、女の悦楽に満ちた声を上げる美咲。秘肉は自らを貫くモノに絡みつき、根元から食いちぎらんばかりに激しく収縮した。
「おお…ええぞ、奥さん…おおぉ…」
美しい人妻が緊縛されたまま悶え狂い、達する様を堪能しながら、羽柴は美咲の体内にたっぷりと欲望を放った……。


緊縛を解かれた美咲が布団の上に力なく横たわっている。白い肌には麻縄の後が赤くはっきりと残されていた。それは、美咲が羽柴の姓奴に落ちたことの証であるかのようであった。
「奥さんはええ女じゃ。朝までたっぷり可愛がってやるからのう」
宴はまだ続く。羽柴のでっぷりとした体が美咲に覆いかぶさっていく。
「あぁ……」
それに呼応するように、美咲は艶かしい吐息を漏らし、羽柴の下で両足を広げた……。

【完】


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