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黒い宴@
【若奥さん 官能小説】

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後編-4

「まだまだ、奥さんをたっぷり可愛がってやるからのう」
身体の緊縛はそのままに身体を柱の縛めから解かれた美咲は、腰が抜けたのか2、3歩前に進んだだけで布団の上に座り込んでしまった。
羽柴は、脱力し肩で息をしている美咲を見下ろしながら浴衣を脱ぐと、還暦間近の男のモノとは思えないほどに猛々しく勃起した肉竿を口元に差し出す。それはバイブよりも長大で、何人もの美女の淫液を吸って黒々と不気味に光っていた。
「ほれっ、次は奥さんがワシを気持ちよくするんじゃ。旦那にいつもしてやってるようにのぉ」
髪を鷲摑み、顔を上げさせると、行灯に艶っぽく光る上品な唇に先端を押し付け、こじ開けるように咥えさせてしまう。抗う気力も失せたのか、美咲の口はそれを受け入れ、さらに深々と咥え込まされていく。

「ほれっ、しっかり気を入れてやるんじゃ」
後ろ手に縛られ、美乳を緊縛されたまま清楚な顔を苦しそうに歪ませながらグロテスクな肉棒を口いっぱいに頬張らされている人妻の姿に、羽柴は満足感を覚えていた。
「次は、舌で舐めてもらおうか」
羽柴が口から肉棒を放し、半歩さがる。
「ほれっ、舐めるんじゃ」
緊縛された窮屈そうな身体を僅かに前に傾ける美咲。顔を肉棒に寄せると、小さく出した舌先をそれにすり寄せる。若妻の柔らかい舌が左右に蠢き、根元を擽りながら、少しずつ、ゆっくりと先端へと這い上がっていく。
「そうじゃ、ええぞ…」
顔を下から上へと動かし、竿に舌を這わせ、舌での奉仕を繰り返す美咲。羽柴はそれをたっぷりと堪能すると、美咲の頭を掴み、肉棒を口から離す。
「咥えるんじゃ」
口元に差し出されたモノを自ら口の中に含む美咲。それは男に奉仕する女の躊躇いのない動作であった。
美咲は顔を前後に動かし、口元から奉仕の湿った音が立てながら、上品な唇で黒い肉棒を根元まで包み込んだり、先端だけを咥えたりといった動作を繰り返す。
「奥さん、上手いのお」
咥えさせたまま、掴んだ頭を横に向かせる。
「ほれっ、見てみ。厭らしい姿じゃ」
姿見には醜い肥満体の男の前に緊縛されたまま跪かされ、グロテスクなモノを頬張らされている美しい若妻の顔と肢体が映し出されていた。
「んんっ…!」
美咲は咥えたまま鼻から呻きを漏らし、姿見から視線を反らせると、憑かれたように顔を動かし始めた……。



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