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少年達の戯れ
【ショタ 官能小説】

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少年達の戯れ-1

「博人、もうカチンコチンじゃん」
 無邪気にそう言ってきながら、隣に座る和希はいきなり博人の股間を弄ってきた。
 いきなりの事に、それまですっかり和希の存在を忘れて目の前の画面に魅入っていた博人は、ドキッとさせられながら一気に現実へと引き戻される。
 夏休みの昼下がり、博人の家の自室。部屋のミニテーブルの上に置かれたPC画面に映し出されるのはアダルトサイトの映像。家族が留守であるのをいい事に、遊びにやって来た幼馴染の和希と二人、青少年にとって不健全極まりないサイトの動画に博人はすっかり心奪われていたのだった。
「だって、しょうがないだろ……」
誤魔化し様のない事実でもあるだけに、博人は気まずい中でそう答えるしかなかった。11歳という幼い年頃ながら、好奇心溢れる少年達にとってそういった刺激的な映像がつまらないはずがない。
 そんな博人の怯んだ様子に、和希はますます悪ノリをエスカレートさせていく。
「へへ、もう我慢出来ないんじゃないのか?」
 和希は手を離すどころか、逆にいっそう活発に指を動かしてきながら、硬く盛り上がった博人の股間をズボンの上から刺激していく。
 和希のそんな指使いに比例して、博人の中でそれまで燻っていた疼きが単純なまでに掻き立てられてくるのだった。
「んっ……んぅ……」
「博人?」
 面白半分にからかっていただけの和希にしてみれば、本気で性感に悶え始める博人の反応はあまりの予想外であったのだろう。やや戸惑いの色を露わにさせていく。
「マジで感じてる?」
「誰のせいだよ……」
「いや……そんなつもりじゃなかったんだけど……」
 バツの悪そうな様子で、和希は博人の股間から手を離した。
 しかし博人は、刺激が中途半端に中断された事でこの上ないもどかしさを覚えずにいられなかった。一度煽り立てられた欲望の昂りが、博人の気持ちを一気に大胆にさせていく。
「な、なぁ……和希も、俺がやってやろうか?」
「えっ……」
 それまでとは一転、博人のそんな言葉に和希の表情が強張る。
「和希だって、興奮してるのは同じだろ?」
 仕返しとばかりに、今度は博人が和希の股間へと素早く手を伸ばした。
 博人の手が触れてくるや、和希はビクッと身を震わせる。
 硬く、そして熱い感触がひしひしと掌へ伝わってきた。親友の生々しい欲望の衝動を初めて垣間見、男同士ながらも博人は胸の鼓動が高鳴ってきてしまう。
 博人はそのまま、和希の股間を揉み解す様にゆっくりと手を動かしていく。
 圧倒された様子で、和希はそんな博人からの行為を前にすっかり固まってしまう。しかしズボン越しにでも、和希のペニスが博人から加えられる刺激に脈動を強めていくのが鮮明なまでに感じさせられてくるのだった。


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