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花嫁
【姉弟相姦 官能小説】

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花嫁-5

姉弟って永遠のものだと思っていた。
俺と姉の関係はこの先ずっと変わらないと思った。
・・・・・・思ってしまった。

そんなハズなどありはしないのに。

姉は結婚したら、どっかの男とセックスをして・・・・子どもなんかつくったりするのかな。

似合わないよな。あの姉貴に花嫁なんて。

いたたまれなくなって
「まゆ」
名を呼んだ

「え?」

俺の部屋で飯を作っている姉は、急に振り向いた。

「・・・・こうしていられるのも後わずかなんだな」
「うん・・・今日は付き合ってくれてありがとう」
「別に」

こういう会話もいつか出来なくなるのかな。
まゆは耐えられるのだろうか?

・・・・・俺は無理だ。
まゆの居ない世界なんか、興味すらない。

思えば、俺もまゆしか女を知らなかった。
まゆが全てだった。
まゆを愛したように、いつか誰かを好きになって家庭を持つ日が俺にもくるのだろうか?


いつか・・・・いつか?


「明」
「あん?」
ふいにまゆは俺の名前を呼ぶと、手を休めて俺の方を向いた。

「私、明が好き」

「なんだ・・突然?」
鼓動が早くなる
「わたしっ・・・・」
「まゆ?!」
まゆは駆け寄って、俺の胸で子どもみたいに泣いた。
小さな姉は、肩を震わせていた。

「泣くな、まゆ・・」
「明・・・」

顔をあげるまゆに深いキスをした。
何度も、何度でも。

何故姉弟なんだろう?
なぜ、姉弟は愛し合っちゃいけないんだ?

誰よりも一番近くに居る異性なんだから、好きになるにきまってる。

誰よりもお互いを、分かり合えるのだから。

「明・・・抱いて・・」
「まゆ・・・・」

「前戯なんかいいの。明、今すぐ頂戴?」

俺は無言でうなずいてまゆに自分自信を刺しこんだ。

「は・・・・うぅん・・・・っ!」
「流石に・・・キツイな・・」
今までに無いくらの締め付けに軽くうめき声をあげる。

「明・・ぁ・・・」
「・・・・・誰のモノにもなるなよ」
「・・・うん」
「俺だけのまゆでいて・・・」

「抱いて・・もっと・・奥まで貫いて・・明だけ感じさせて・・」


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