雅江の肉体-8
「か、嗅がないで…お願い…」
恥ずかしくてどうしようもなかった。
「じゃあ嗅ぐのを止めて、舐めるよ。ペロペロッ…」
「ああん…舐めるのもダメッ…」
「雅江?余計な事は考えるなよ?気持ちいいか良くないかだけ考えてよ?」
「気持ち…いいけど…でも…。」
「気持ちいいのに匂いを気にしてクンニされないなんてもったいないでしょ?俺は雅江のこの臭い匂いが好きなんだから、気にしなくていいんだよ。」
「でも…申し訳ないよぅ…。」
「雅江の匂いは俺を喜ばせてるんだから。俺は雅江の匂いだったら喜んでしまうし、いつだって舐めてあげるよ。」
そう言ってクンニを続ける健太郎。
「あっ…あっ…ひゃん…あっ…」
健太郎の舌に言葉を奪われていく。そしてクンニに溺れて行った。
「どう、雅江?気持ちいい…?」
「ハァハァ…気持ち…いい…。」
雅江は本当はクンニされたくてしょうがなかったが、今まで匂いを気にして頑なに拒んできた。生まれて初めてクンニされた雅江。想像以上に気持ち良かった。次第に足を自ら開き、健太郎のクンニを受け入れる。
(クンニって気持ちいい…。こんなに気持ちいいんだ…。)
そう感じた雅江は健太郎に本当の事を言う。
「私ね…、昔付き合ってた人に、アソコが凄く臭いからとてもじゃないけど舐められないって言われたの。だからそれがトラウマで拒んで来たの。でもずっとされてみたかったの…。ありがとう川田君…。」
心に秘めた悩みを健太郎に打ち明けた瞬間、また心が晴れた気がした。