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人妻事務員のカラダ
【若奥さん 官能小説】

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接近-12

 雅江は動揺してソワソワしているのが分かる。健太郎もかなり動揺していたが、何も見てないふりをして平静を保ちパソコンに向かう。
 (川田さんにバレたかな…。)
心臓がバクバクする。指に付着した愛液をとっさにスカートになすりつける。
 (やっぱ会社でオナニーする女だったんだ、雅江は…。)
確信してしまった。決して落ちない女ではないと思った。散々妄想を繰り返し、雅江に興奮してきた健太郎。その雅江が今までここでオナニーしていた現実を考えると、下手したら今すぐにレイプしてしまいそうな衝動にかられる。それはマズいと、必死で気持ちの高ぶりを抑える。
 「い、いつも遅いんだね…?」
バレてないかどうか探ろうと会話する雅江。
 「いや、不器用だから人より時間かかっちゃうだけなんです。」
頭をかく。
 「広野さんこそ残業なんて珍しいんじゃないですか?」
 「ちょっと間違ったとこがあって、初めからやり直してたから遅くなっちゃったの。」
何となくぎこちない。
 「あんま遅くなると、帰ってから大変じゃないですか?主婦は。」
 「私は親と同居してるから、変わりにごはんとかは作ってくれるから助かるの。」
 「そうなんですか。」
健太郎に、特に違和感は感じなかった。バレなくて良かったと胸を撫で下ろす。
 「私、もう帰るね?お疲れ様でした!」
 「お疲れっす!」
若干緊張気味に歩きながら事務所を出て着替えて会社を後にした雅江だった。


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