凌辱の果て-6
「……あ……あっ……はぁっ……い…いやぁっ……」
ジーンと痺れるような感覚に襲われ、全身から一気に力が抜ける。
三田村の目の前で他の男を求め、弄られながら達してしまったショックで、もはや支えられなければ立っていられないくらい、あいりは脱力していた。
『……三田村……くん……』
激しい倦怠感の中、あいりの頬にぽろぽろと涙がこぼれ落ちた。
一方の三田村は、目の前で繰り広げられている信じがたい出来事を、ただただ呆然と見つめていた。
あまりにも非道な凌辱の現場。
川瀬と辰巳に対する怒りで、頭にはすっかり血が上っている。
しかし、その一方で、この先の展開をもっと見たいと思っている自分がいるのだ。
もっともっといやらしいことをされるあいりを見たいという浅ましい欲望が、三田村の中にハッキリと生まれている。
こんな時に興奮している自分を不謹慎だと思う。
しかし、あいりの官能的すぎる姿が、三田村のオスとしての本能を虜にしていた。
「三田村……本当のお愉しみはこれからだぜ」
川瀬はぐったりとしたあいりを事務椅子に座らせると、辰巳と二人がかりで開脚縛りの格好に縛り上げた。
スカートが腰までまくれ上がり、しとどに濡れた陰部が完全に露出する。
「見ろよ三田村!」
川瀬が椅子を三田村の目の前に押し出した。
「や…やめて……」
か細い声で抵抗しながら顔を背けるあいりの表情がゾクッとするほど色っぽい。
「……あぁ…あいりちゃん……」
むっちりとした白い太腿の最奥に息づく褐色の花園。
ぬらぬらとした蜜をしたたらせたあいりの女陰が、三田村のすぐ目の前でぱっくりと口を開けていた。
余りにも卑猥なその光景に、三田村はため息のようなうめき声をもらす。
「ホラ……もっと近くで見せてやるよ!」
椅子が前に押し出され、あいりの陰部が、三田村の顔から僅か数十センチという至近距離にまで近づいた。
「あっ……あっ…だめっ……」
息がかかるほどの距離に晒された恥部は、羞恥のせいかムンと熱を帯びて、ひくひくと誘うように痙攣している。
「ヒヒヒ……見ろよ三田村……極上のマ○コだぜ……入れてぇだろ?」
辰巳が三田村の顔を更に前に突き出す。
三田村の顔とあいりの陰部との距離は、数センチにまで近づいた。
「……あぁ…み…三田村く…ん…」
ラビアを縁取るように生えている縮れた陰毛の一本一本までがはっきりと見え、立ち上る生々しい性臭が鼻腔をくすぐる。
呼吸をするようにぱくりぱくりと蠢いている濡れた花弁が、これ以上はないという程の迫力で三田村を挑発していた。
「……あ…あいりちゃん」
思わず舌を突き出してそこにむしゃぶりつきたくなる衝動を、三田村は必死でこらえた。
「……今から面白い遊びをやろう」
川瀬がデスクの引き出しの中から、何かを取り出した。
「……それは……」
勃起した男性器をリアルに象った半透明のシリコン製の物体。
それがいわゆる大人のオモチャと言われるものであることはすぐにわかった。
「どうだ?興味あるだろう?」
川瀬は面白そうに言いながら、物体の亀頭部分で、露出しているあいりの割れ目を、下から上へ軽くなぞり上げた。
「あっ……ああっ」
すでに十分すぎる程濡れているあいりのヴァギナは、そのわずかな刺激にひくひくと痙攣し、新たにドッと溢れ出した愛液が椅子の座面をはしたなく濡らした。