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デパガあいり
【レイプ 官能小説】

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あばかれる闇-8



「三田村こそ………俺に偉そうなこと言ってたわりに、ちゃっかりこういうことには参加するって訳?」


辰巳が蛇のような陰湿な目つきでニヤニヤと笑う。


「参加……?何のことや……」


意味がわからず問い返した時、辰巳の背後に置いてあるカゴ車の陰から、ぬうっと川瀬が現れた。


「……か…川瀬主任……」


この男には、すぐにでも問いただしたいことが山のようにある。

しかし、辰巳の存在がそれをためらわせていた。






「三田村か……何しに来た?」


「主任……に……お伺いしたいことがあります」



怒りのあまり語尾が震えた。



つい今しがた画面で見たばかりの、あいりの生々しい恥態が何度も頭の中にフラッシュバックする。


正義というよりも、強烈な嫉妬のような感情が三田村の中に渦巻いていた。


熱くなっていく三田村に対して、川瀬は冷ややかな笑みを浮かべながら嘲笑うような口調でこう言った。


「せっかく来たんだ―――お前にイイものを見せてやろう」

「イイもの……?」


嫌な予感がした。


「―――こっちへ来い。最高の観客が来てるぜ」


意味ありげな笑いを浮かべながら、川瀬は再びカゴ車の裏にまわると、いやがるペットを連れ出すように、麻縄のような茶色い紐をぐいと力いっぱい引っぱった。


「……やめて……許して……」


カゴ車の陰から引きずり出されたのは――――両手を背後できつく縛り上げられた藤本あいり本人であった。


「……あ…あいり…ちゃん……」

いつもきちんと着こなしている制服の胸元がだらしなくはだけ、ブラウスの裾はほとんどスカートからはみ出している。


その姿を見るだけで、辰巳と川瀬が今ここであいりに何をしていたかは明白だった。


「……み……三田村くん……どうして……?」


あいりが怯えたように三田村を見つめている。


「あいりちゃん――俺……」


様々な思いが込み上げて、何を言っていいのかわからない。


坂田会の夜以来、あいりが自分を避けていたわけが今ならよくわかる。




「この女は俺に虐められるのが大好きでね」


川瀬がはだけたあいりの胸に乱暴に右手を差し入れた。


「あっ……や…やめてっ……」


あいりは身体をバタつかせながら懇願したが、川瀬はおかまいなしにブラウスの下の膨らみをまさぐり回す。


「……や…やめて……っ…あっ…ハァッ……」

「止めて下さい!藤本嫌がってるやないですか」


三田村は語気を荒げ、川瀬に食ってかかった。


「この女は――嫌だ嫌だと言いながら、喜んでるんだよ。なぁ辰巳?」


「そうさ。きっともうこっちはヨダレがトロトロに溢れ出してるぜ」


辰巳の手があいりの尻を無遠慮に撫で回す。


その手慣れた様子から、これまでに何度もこういうことが行われてきたのだろうということが容易に想像出来た。






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