愛のレッスン-3
「もっと、早く!クリトリスを中心に!!」
俺の額から汗が吹き出す。指がつりそうになってくる。
「あっ…いやぁ!だめぇ!いきそうなの、あなたぁ!」
そんな、はしたない声をあげる奥さん。
しかしその時、奈美も同時に、
「あっ…出ちゃう!あぁん…だめよ!なんか出ちゃう…ダメ!ダメェー!」
と、せきをきった様な、せつない声を洩らし、俺の指の動きを必死に手で止めようとする。
こんな奈美の嬌声を聞いたのは始めてだ。
俺は、それでも動きを止めない。いや、止められなくなっていたのだ。
「あっ…だめっ!見ないで!見ちゃだめぇー!いっ、ゃぁあー!!」
次の瞬間。
ぐじゅっ!ぴちゅぴちゅーぅぅ!
と奈美の股間から大量の愛液が放物線を描いて、飛び散った。
俺は驚いて、ようやく指を放す。その手は奈美の淫水でぐっしょりと濡れていた。
「潮を吹いちゃったの?」
と尋ねる俺。
顔を両手で覆い、ヒクヒクと全身を痙攣させている奈美。
「あら、あら、あたしよりかなり敏感だわ、この子」
奥さんが呆れた様に言い、今岡の顔をみて笑った。
「次はクンニだ。自分の思った様に、好きにやってみな!」
言われるまま、俺は仰向けにさせた奈美の足をM字型に広げる。
奈美は既に一回、絶頂に達してしまったせいからか、実に素直に足を開き、俺の舌を受け入れる。
二人の女が顔を並べて、お互いのパートナーに股間を預け、愛撫を甘受する。
ぬちゃ、ぬちゃ、にちゅにちゅ!と、わざと音を立てて、股間にむしゃぶりつく友人、それをお手本に、俺も必死で奈美の中心にかぶりつく。
「いいか!がむしゃらじゃダメだ。激しく、丁寧に、味わうようにするんだ。愛してあげてるって気持ちを忘れるなよ!」
俺はその言葉に頷き、ムンムンしたひだひだの奥に舌を差し入れ、息苦しさに、度々むせびながらも、奈美の愛汁を吸いあげる。そして、
「愛してる。愛してる。」
と声にならない言葉を発しながら、奈美のぷっくりとした淫核を、鼻先で強く右に左にと、そよぐのだった。
ずっと前から俺の意識は飛んでいた…。
奈美も同じなのだろう。
もう理性も何もなかった。
やがて、奈美の腰が宙に浮き、俺の顔を両手で自分の股間にグリグリと押し付ける。
「あっ!ふぅん…だめ!あぁっ!だめよ、私また、いっちゃいそう!!」
その時、
「よし!入れてやれ!」
と、友人の声が仙人の声ように遠く聞こえた。
「…やっと入れられる!」
俺は体を上にずらし、その肉裂に、痛いくらい憤り立った熱い肉棒を当て、ズブズブと一気に沈めた。
「ひっ!あっ…いや!あん…いい!すごい!すごい!のっ」
彼女の口を奥さんの口がキスで塞ぐ。
そして、
「可愛いわ!あなた。いっていいのよ、思いっきりいっていいのよ!」
と、呪文の様に奈美に囁く。
「いやぁ!あふん…恥ずかしい!私、恥ずかしい!」
奈美がイヤイヤと首を振る。
「一緒に!一緒にいこう!奈美!」
俺はもう我を忘れて、ぐちゃぐちゃの膣の快感に酔い知れ、本能のまま、おのれ自身を叩き込む!
「あ!いく!いく!あぁーーっ!!」
ガクガクと彼女の全身が痙攣し、産道が俺の肉茎をぎゅうぎゅうと締め付ける。
(奈美がイってる!俺のち○ぽで奈美がイってる!)
ついに達成された征服感で、俺は胸が一杯になる。
知らず知らずの内に涙すら溢れてきた。
「うぉっ!だめだ…出るっ!奈美!出るよ!中に!奈美のおま○こに、出しちゃうよ!!」
「来て!あっんっ!来て!来て!来て!」
次の瞬間、頭の中に閃光が走り、一気に大量の白濁液が、奈美の子宮へと飛び散る。
「すごい!すごいよ!ホラッ!いっぱい出てるよ!」
「あぁー!いい!い、いいーー!!」
たまらなく愛しい思いに駆られ、俺は奈美を折れる位、きつく抱き締めた。
最後の一滴まで吐き出された精液で、奈美の中が一杯に満たされたことを感じた俺は、静かに彼女の上に倒れた。
繋がったまま、奈美はカクカクと小さな痙攣を繰り返し、やがて二人は死んだようにぐったりとなった。