愛のレッスン-2
ふたたび、手を奈美の股間に忍ばせ、今度はパンティーの中に侵入させ、茂みの奥の、その入り口の秘裂に指を押し込む。
案の定、その中は潤んだ泉がたたえられていて、指で開かれた肉壁から、ぶわっと、粘りのある雫が溢れ出る。
「…はぁはぁ…あん…ふあっ…そんなことしたら、おかしくなっちゃうぅ…」
とたん、太股にぴっちりと手が挟まれて、動き辛くなる。
奈美の股間はそこから、手を引き抜くことを許してくれない。
俺は頭の中で、
「これだよ…!」
と、呟き、奈美のその性に対する貪欲な身体のサガを恨めしむのだった。
俺の指はやむなくじゅぶじゅぶと、奈美の淫裂のさらに奥へと、吸い込まれていく。
ふっくらとしたお尻に密着していた俺のイチモツが、たちまち膨らみ、狭い空間で頭を持ち上げ様として、疼いて痛くなる。
たまらずパンツを脱ぎ捨て、奈美の上になった俺は、その快感への入り口を亀頭で探し始めた。
その時だった。
「ダメ!ダメ!ダメだなぁ、まだ早いよ」
その声と同時に、今までの光景を扉の隙間から覗いていたであろう今岡が部屋に入ってきた。
「キャッ!」
慌てて、身体を起こし、布団で前を隠す奈美。
「まだ、早いよ!お前、そんなに持続力ないだろうが!?」
「そうよ、入れるのは、彼女をもっと気持ち良くさせてからじゃなきゃ、ダメよね〜」
今岡の奥さんまでも続いて入ってくる。
奈美は面食らって、言葉もなく、目を丸くしている。
いいか!俺たちのHを、よ〜く見てな。
そう言うと、早速、今岡夫婦はお互いに膝を突き合わせて、くちづけを始めたのだった。
「うそ…」
奈美は何が起こっているのか訳も分かないまま、一旦は顔を背けるのだが、やはり、視線は徐々にその妖しい光景に吸い寄せられていくのだった。
ぬちゃぬちゃと音を立てて、舌を吸い合う二人の、フンフンと甘美な吐息が、高まりを帯びてくる。
二人が服を脱がし合う間も、キスは止まることがない。
豆電球ひとつの、薄暗くオレンジ色に照らされた部屋の中で描かれるその光景は、たまらなく甘美でエロチックだ。
やがて、今岡の奥さんの両乳房が露わになる。
少し形は崩れているが、その、程良い大きさの真ん中にくっついている可愛らしい小豆大の乳首が、充分に男心をくすぐる。
膝立ちになった今岡の股間からは、いつの間にか、ダラリとひねり出された肉茎が、奥さんの手によって、丁寧に上へ上へとまさぐられ、やがて硬く反り立っていくのだった。
赤茶色したマニキュアの指が艶めかしい。
俺は奈美の表情を横目で伺った。
奈美の視点は、今岡の股間…その一点に注がれている。
半開きの口はカラカラに乾いているらしく、喉がひくついていた。
俺は再び奈美を背後から抱き締め、アソコに指を這わせる。
ビクンッと身体をよじる奈美の、その恥ずかしい泉は、既に物凄い洪水にみまわれていて、俺は驚きと同時に、感動すら覚えるのだった。
夫婦の方は、奥さんが旦那の股間に顔を沈め始めていた。
暗闇でもその肉棒のグロテスクさはよく判る。
「やっぱり、俺よりデカイな…」
俺は今岡のソレに嫉妬を覚えていた。
今岡のそそり立った剛棒を喰わえ、ぬらぬらと唾でたっぷり濡らしながら、根元までかっぽりと喰わえ込む奥さん。
その頬の形で亀頭の位置が判かる。
「しっかり、よく見るんだ!奈美」
顔を背けている奈美をたしなめてはみるが。
確かに見てるだけで、こっちが息苦しくなる様な光景だ。
やがて、夫婦は、こちらを向き、俺たちと同じように、背後から奥さんの女の部分をまさぐり始めた。
薄暗くても、すっかり眼が慣れてきた俺には、向かい合わせになった奥さんの秘部がハッキリとわかる。
それは、奈美のソコより、両ひだが伸びていて、その奥のどぎつい程のピンク色が、チラチラと見え隠れしていた。
「ここをこんな風に、下から上に、最初はゆっくり…」
今岡のごつごつした指が、1本、そして2本と、肉裂をゆっくりと淫核に向けてそそりあげる。
その指の動きを、俺も真似て奈美にほどこす。
「はぁん…あ…ふうん」
惜し気もなく声を荒げる今岡の奥さん。
その口元は、先程のフェラのなごりか、涎れが垂れて光っている様に見える。
その奥さんの喘ぎにつられるかの様に、奈美の方も少しづつ甘い吐息を洩らしていく。
「そう、そう、そして、だんだん早く!」
部屋にぐちゅぐちゅと二人の女の愛液がかき回される音が、せつなく響く。