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デパガあいり
【レイプ 官能小説】

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罰ゲーム 前編-1



「王様の命令に背いたらゲームが成り立たねぇじゃん?」


絡むような口調で言いながらゆっくりと立ち上がると、坂田は怯えているあいりの肩をつかんで強引に抱き寄せた。


「……す…すみません……」


真上からあいりを睨み据える蛇のような目。

その粘着質な視線が、あいりの無防備な胸の谷間をねっとりと舐め回す。


「あいりちゃんには、大人のルールってやつを教えてあげなきゃダメみたいだなぁ?」


坂田はあいりの肩に回した手をウエストからヒップへとじわじわ撫で下ろし始めた。


「このカラダに…みっちりとな……」

「……や…やめて下さい……」


薄手のスカート越しに、尻の割れ目を下へ下へとなぞる中指の卑猥な蠢(うごめ)き。


下着をつけていないため、その感触はダイレクトに肌に伝わってくる。


指先が尻肉を押し拡げるようにめり込んでくる度に、肛門の周辺にむずむずとした刺激が走る。


「……どれくらい濡れてんの……?」


無遠慮な指先がとうとう剥き出しの股間にまで滑り込みそうになり、あいりは思わず身をよじった。


「……い…い…やっ!……」

「……おっと。逃げんなよ」


もがくあいりの腰を再び強く抱き寄せながら、坂田はポケットから何か小さな布のような物を取り出してきた。


「罰ゲームといえば、やっぱコレだろ」


よく見ると、坂田の手に握られているのは黒いアイマスクだった。

上野もニヤニヤと下品な笑いを浮かべている。


「何を……するんですか……」


それを使ってどんな変態的な行為を強要されるのか――あいりの不安は一気に高まる。

「超楽しいコトに決まってんじゃん」


罪悪感のかけらもない笑顔を浮かべながら、上野もあいりの身体に密着して太腿を撫で回してきた。


二人の中年男に挟まれて、立ったまま身体をじわじわとまさぐられるあいり。

スカートがくしゃくしゃと捲れあがり、下半身が露出しそうになる。


「―――あのっ!」


見兼ねた三田村がついに上野の腕をつかんだ。


「何があったんか知りませんけど……俺が代わりに罰ゲームやりますし……藤本は堪忍したって下さい」


「――はぁ?お前が?」


急に腕をつかまれた上野は、ムッとした顔で三田村を睨みつける。

「なるほど。美しい同期愛ってやつか」

坂田はニヤリと意味深な笑いを浮かべた。


「三田村がそう言うんなら別の罰ゲームにしてやってもいいぜ?……例えば―――秘密の暴露――とかな?」


余裕の表情でそう言うと、胸ポケットから携帯電話を取り出し、ゆっくりとボタンを押し始める。


「……ひ……秘密……」


みるみる青ざめるあいり。

「三田村は知ってんのかなぁ?あいりちゃんの秘密……」


『あの写真』を……三田村に今ここで見られてしまう―――。

その焦りが、あいりを一気に追い込んでいた。


「あのっ……私……やります…罰ゲーム」



坂田の行動をとにかく阻止したい一心で、あいりは思わずそう口走っていた。


「……あいりちゃん……?」


三田村が信じられないという表情であいりを見た。


「――あいりちゃんあかんて……やめとき」


そんな心配そうな顔をされれば、ますます三田村にだけは『あの写真』を見られたくないと思ってしまう。


「……三田村くん。私……大丈夫だから……」


辰巳と川瀬に輪姦されたという事実。

そして、そのあとも受け続けているおぞましい凌辱と調教の数々を、ここで三田村に暴露されてしまうことは、あいりにとって死にも値する恥辱だった。




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