罰ゲーム 前編-6
「……み…た…むら…くん……三田村……くん…」
事が終わった後も、あいりは何度も何度も三田村の名を呼んでいた。
しかし、上野の軽薄な声があいりの微かな希望をいとも簡単に打ちのめした。
「残念ながらハズレー!正解はオレでしたぁ。ヒッヒッヒ……すんげぇよかったぜ………」
『………三田村くんじゃ……なかった……』
相手が上野だとわかった瞬間、強烈な悪寒と吐き気が込み上げてきた。
あの脂ぎった不気味な中年に犯された上に、感じて気をやってしまう姿を三田村に見られてしまったという二重のショックがあいりを襲う。
しかし悲しみに浸る間もなく、二人目の男が下半身に取り付いてきた。
「さぁて……お次は誰かな?」
次はおそらく坂田だろうという予感があいりの中にはあった。
捕えた獲物をいたぶり味わうのに、後輩に先を譲る気などきっとこの卑しい男たちはないのだ。
一人目を敢えてリーダーの坂田ではなく上野にしたのは、一問目を不正解させれば、少なくとも坂田と上野の二人はあいりの身体を楽しむことが出来るからなのではないだろうか――。
そんな思いが頭を駆け巡る中、上野があいりの耳元に囁きかけてきた。
「次の相手はバックがヤりてぇんだってさ」
『―――やっぱり―――』
もし三田村ならば、自分にそんな屈辱的な体位をとらせることはしないと思う。
「さっさとやれよ!ワンワンポーズ!」
屈辱に顔を歪めながら、あいりはその場に無理矢理四つん這いにさせられた。
「もっと頭落としてお尻つき出してみな」
後頭部を押さえつけられ強引に卑猥な姿勢を取らされると、濡れた陰部がぱっくりと開いて、たらたらと蜜が流れ落ちるのがわかった。
それを待ち構えていたかのように、誰かが濡れた陰部に舌を当ててベロベロと舐め回す。
肛門までまる見えになるほど尻肉を拡げられたその姿は、あいりが三田村に死んでも見られたくないと思っていたあの写真の姿そのものだった。
坂田会の恐ろしさを甘くみていた自分が今更ながら腹立たしい。
しかし今となっては後の祭だった。
「さぁー!誰かなぁ?」
上野の掛け声とともに、バックからずんぐりと太い肉棒が押し入って来た。