坂田会-6
くすぶっていた情欲に油が注がれ、身体が熱を放出したがっている。
「……んんっ……」
三田村は思わず我を忘れて直美の身体をきつく抱き、自ら激しく舌を絡めていた。
「……あン……」
直美は身をくねらせて三田村の舌を受け入れる。
キスをしたまま廊下を少し歩き、直美に導かれて一枚の扉の中へ入ると、薄暗い部屋にベッドがしつらえてあるのが見えた。
もつれあったままそこに倒れ込み、直美の着ていたカットソーを一気にたくしあげる。
胸元からダリッシムの甘い香りが強烈にたちのぼってきた。
熟しすぎた甘い果実のような濃厚なオンナの香り………。
直美自らフロントホックのブラをはずすと、たわわな果実の先端で、熟れた葡萄のような突起がむくむくと頭をもたげていた。
「……エッチなコト……いっぱい……して」
セックスに馴れている直美の甘い囁きは、酔っている三田村の理性をいとも簡単に吹き飛ばす。
三田村は手に余るほどの豊かな乳房を両手できつく捻りあげ、ピンと立ち上がった硬い乳頭にむしゃぶりついた。
「あ……あン……イイ……もっと……もって強く吸って……痛くされるの……好きィ……」
三田村は呪文にかかったように、直美に言われるがまま乳首を激しく吸いあげる。
「あっ……はあああン……」
AV女優のようなわかりやすい反応。
その反応が、ますます「現実のオンナを抱いている」という感覚から三田村を掛け離れさせていく。
「……ああン……もっと吸ってぇ……あああン……はああン……」
三田村の荒々しい愛撫に身体をくねらせながら、直美は自らスカートを捲りあげ、パンティを脱ぎ捨てた。
「……はああっ……ああっ……三田村くんて……意外と……エッチなのね……」
三田村はただ身体の渇きを癒すために、目の前に差し出される甘い果実に次々とむさぼりついていた。
「ねぇ……あたしのエッチな割れ目……こんなにいっぱい溢れてるの……」
直美は三田村の手をとって、自らの濡れた花園へと導く。
「……ぬ…濡れてる……」
絡みつく生暖かい粘液。
ほとんど無意識のまま、三田村の指は直美の秘裂にぬぷりと飲み込まれた。
熱い肉襞が次々と指先を圧迫し、三田村を奥へと誘う。
引きこまれるように思いきり深く指を挿入する三田村。
「……あン……そんないきなり奥……」
不意をつかれて驚いたのか直美の膣がキュッと三田村の指を締め付けた。
「……っ…ちょ…待って……」
一瞬我にかえりかけ、慌てて手をひく三田村。
ボロボロになった理性が脳の奥で「ヤメロ」と叫んでいる。
「……あン……抜かないでェ……」
直美は自ら腰を高くつき出し、とろけた花園を自分の指で大きく開いて三田村にみせつけた。