玩具にされた女-3
『……ん………な…何……?』
どうやらホテルのバスルームらしき場所で、マットの上に仰向けで寝かされていることが理解できた。
頭が割れるように痛い。
3件目のバーで、川瀬と高橋にすすめられるままカクテルを数杯空けたところで記憶がぷっつりと途切れていた。
「やっと起きたんか?」
「……えっ?……」
突然浴室に響いた野太い関西弁に驚いて顔をあげると―――信じられないような光景が目の前に展開されていた。
いつの間にか着衣を全て脱がされてしまっている理可。
その下半身に全裸の男が馬乗りになっている。
そして更に驚くべきことに、その男はカミソリで理可の陰毛を今まさに剃り落とそうとしているのだ。
あまりにも異様な状況に、何が起きているのか瞬時に判断ができない。
「すぐ済むさかいじっとしときや……」
男がそう言ってニヤリと笑いながら頭をあげた瞬間、理可の顔から血の気が引いた。
「……た…高橋部長……?!」
「動いたら大事なとこが疵もんになるで」
「……や……やめて下さいっ!」
抵抗しようともがいたが、身体中にぬるぬるとしたローションのようなものが塗りたくられていて思うように身動きが取れない。
「………ぶ…部長…っ…」
「恥ずかしがらんでもええがな……どうせワシが毎日剃ったることになるんやから」
高橋は慣れた手つきであっという間に剃毛を終え、カミソリを脇に置くと、ニヤニヤといやらしい笑いを浮かべながら理可の上半身に覆いかぶさってきた。
「……ちょ…ちょっと……待って下さい……」
突然のことで高橋の言葉の意味がよく理解できない。
剃毛された剥き出しの股間に高橋の生暖かい陰茎がベロンと触れ、全身に鳥肌が立った。
「……ひ…ひいっ……」
「なかなかワシ好みのええ乳やわ」
高橋は、理可の太腿に自身の汚らしい尻を擦りつけながら、弾力のある豊満な乳房を両手で乱暴に捏ね回し始めた。