羞恥の電車通勤-7
「…すっ…げぇエロいパンツ……あんた変態なんだな……」
男の指がクロッチ部分のスリットの端をひっかけて、左右にぐいぐいと広げる。
「……やめて……」
「め…めちゃくちゃ濡れてんじゃん……」
男はわざと粘液音をたてるように、濡れた花弁をぴたぴたとたたいた。
なんともいえないいやらしげな音が周囲の乗客にもはっきりと聞こえている。
「ああ……ダメ……」
男の手を振りほどこうと必死で抵抗していると、前方から無防備な胸元にいきなり別の手が伸びてきた。
あいりの正面に立って一部始終を見ていた制服姿の高校生が、ブラウスのボタンを外そうとしていた。
ニキビ面の青年は目の前で繰り広げられる卑猥な光景にすっかり興奮して、鼻息荒く目を血走らせている。
「……や…やめてっ!……」
自分よりはるかに年下の男の不埒な行為にあいりはさすがに腹がたち、たしなめるようなきつい口調で抵抗した。
「なんだよ今更……自分から誘ったんだろ」
背後から下半身をまさぐっていた男が高校生の動きに気付き、あいりの両腕を押さえつけ、自分のネクタイで後ろ手に縛り上げた。
「……やっ…離して……」
手に持っていた通勤バッグが床にドサリと落ちる。
背後の男に両肩をつかまれたあいりは、自然に高校生のほうに胸を突き出すような姿勢になってしまった。
いとも簡単にブラウスのボタンが外され、いやらしい下着に包まれたバストが電車の中であらわになる。
「……すっげぇ……」
純白のブラジャーのスリットを窮屈そうにこじ開ける乳房。
スリットから露出したピンクの乳頭がみっともないほど立ち上がっている。
あいりは怒りと羞恥で真っ赤になってうつむき、唇をぎゅっと噛みしめた。
周囲の乗客はあいりのあまりに卑猥な姿にぎょっとしている。
「……ハァ…ハァ…たまんねぇ…」
青年は目の前に現れたたわわな乳房を無我夢中で揉みながら、熟れたサクランボのような突起を乱暴に捻りあげた。
「…ん…あっ!……やあっ…」
ビリビリと痺れるような快感があいりの思考能力を一気に低下させる。
青年はおそらく童貞なのだろう。不慣れな手つきは女体の扱い方などまるでわかっていない。
しかしながら、高校生なりのありったけの卑猥な知識を駆使して必死で乳房をまさぐる情熱的な指使いは、意外なほど強烈な快感をあいりに与えてきた。
「……ふっ……ううっ…あ…ああぁん……」
高校生なんかに痴漢されるなんて―――。
そう思っていたはずのあいりだったが、いつしかその刺激に没頭するようにギュッと目を閉じ、甘い吐息を漏らし始めていた。
「……こんな年下のガキにおもちゃにされて感じるなんて…マジで淫乱だな……」
背後で肩をつかんでいた男が再び下半身に手をのばしてきた。
陰部全体を手の平でぐりぐりとこね回しながら、中指で花弁の中心を探り当てる。
十分すぎるくらい濡れまくったあいりの蜜壷は、男の長い指を難無くズブズブと飲み込んでしまった。
「……あっ…ああっ……」
硬い異物感に反応するようにあいりの膣が男の指を強く締め付ける。