陥落-10
「……しゅ……主任……私…もう……」
あいりは完全に膨張したペニスを握りしめたまま、川瀬の足にすがりついていた。
「……もう…何だ?……」
「……我慢…できません……」
あいりは目にいっぱい涙をため、喘ぐように言った。
「どうして欲しい?言えよ」
待ち望んだ結末の予感に、川瀬の目は邪悪な輝きを帯びてギラギラと輝いている。
「……あ………あの………い…挿れて……下さい……」
「………どこに?……何がほしい?」
川瀬は勝利を確信した悪魔のような歪んだ笑みを浮かべている。
「……欲しけりゃ言えよ……はっきりとな……」
あいりの顔は羞恥のあまり真っ赤に染まり、身体はガクガクと震えていた。
「……あぁ……わ…私の…おま○こに……主任の……お…お…おち…んちんを…い…挿れて下さい……」
あいりはそれだけ言うと、その場に泣き崩れてしまった。
これこそが川瀬の今日の目的だったのだ。
身体がどんなにドロドロに反応しても気持ちだけは絶対に川瀬に屈するまいと耐えてきたあいり。
そのあいりが今、淫汁をはしたなく垂れ流し、涙ながらに自分の肉棒を乞うている―――。
川瀬は最高の優越感に満たされていた。
「最初から素直になればいいものを――」
川瀬は冷たい床の上にあいりを這いつくばらせ、背後からあいりを一気に貫いた。