新入社員歓迎会-9
「……あっ…しゅ…主任っ…」
川瀬の卓越した指技を陰部に直接施されてしまえば、自分の身体がどうなってしまうかはあいり自身が一番よくわかっている。
三田村やたくさんの男たちが見ている前で己を見失うほどのあの快楽を与えられてしまう恐怖にあいりは戦慄した。
足を閉じて阻もうとするが、両側から中森と川瀬にガッチリと押さえつけられているため身動きが取れない。
川瀬の指は躊躇なくあいりの陰核をとらえ、知り尽くしているあいりのツボをいきなり指先で小刻みに擦りたてた。
「……ああっ!…はあん…はあああぁ!」
明らかに今までとは違う甘い吐息が漏れる。
「……あ…あいりちゃん……」
三田村は目を見開いた。
『まさか……感じてんのんか……?』
あいりの表情は歪んでいたが、それが苦痛による表情だけでないことは明らかだった。
「……ああっ…主任…も…許してください……」
あいりの懇願も虚しくパンティが一気に膝のあたりまで引き下ろされる。
そのかわいらしいピンクの薄布は、べっとりと濡れたクロッチ部分をわざわざ周りに見せびらかすような格好であいりの膝にまとわりついた。
「おお……すげぇ……」
ぬらぬらと光る下着を見せつけられ、周りの男たちはスカートの下のあいりの陰部がどれほど濡れているかを一斉に妄想しているに違いない。
もしかしたら三田村も―――。
『……あぁ…三田村くんが私を……』
頭では嫌だと思っているのに、三田村に濡れた下着を見せつけようとするかのように足が勝手に開いてしまう。
中森は想像以上のあいりの反応に喜んでいた。
「今までいろんな女の子がいたけど、こんなに感度がよくていやらしい子は珍しいよ。私と相性がいいんじゃないか」
「……そうかもしれませんね」
川瀬はニヤリと笑いながらそう答えたが、目つきだけは冷ややかなままだった。
中森はあいりの身体に覆いかぶさるように上半身を重ねると、形のいい唇にむしゃぶりついた。
「……んっ……んん……」
突然ぬるぬるした不気味な唇に襲い掛かられ、あいりは激しく身もだえる。
「藤本くん……ハァ…本気で…ハァ…私の愛人にならないかね……」
興奮のあまりよだれでぬるぬるになった中森の舌があいりの唇を押し広げて侵入してきた。
叫び出したいほどの嫌悪感と、抗いがたい強烈な快感。
『……ああ…み…三田村くん……』
あいりは三田村の視線を意識しながら、いつしか中森の舌に自分の舌をいやらしく絡みつかせていた。