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続・聖夜
【その他 官能小説】

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続・聖夜(前編)-5

あの頃の私の不眠症は、私を性の倒錯へと誘い込み、やがて精神的な病へと私を追い込んでいっ
たのだった。

錯乱状態にあった私は、奇怪な言動や行為を繰り返し、ときには、ふらふらと深夜の公園を下着
姿のまま徘徊することさえあった。そのことを私は、後に叔母から聞かされたことがあった。


そして、あの夜のことだけは、なぜか私の記憶の中にはっきりと残り続けていた…。

深夜に外を徘徊していた私は、行きずりの数人の男たちに、公園でレイプされたのだった。

でも、わたしにとって、あのとき自分が強姦される意味さえ、理解できていなかったような気が
する。むしろ、だれかに荒々しく凌辱されることで、自分のからだの無意味さと空虚さから逃れ
ることができるとさえ思っていたのだ。

陰部と臀部の空洞を裂かれ、男たちのものを含まされとき、私は、子宮と臓腑が天空へとえぐり
とられるような肉体の深い疼きを感じ、少なくともそれは私にとって、からだを閃光のように
突き抜けていく快感そのものに違いなかったのだ。




「おねえさん…そんな格好でどこに行くんだ…」

薄笑いを浮かべた数人の不良男たちに囲まれながら、私は、頭を坊主刈りにした眉の濃い、ひと
りの男に淫靡に声をかけられた。

下着姿の私は、自分がそんな姿でなぜ公園にいるのかさえ、わからなかった。青白い外灯の灯り
の中で、露に濡れた芝生の匂いがしたとき、私は男たちに地面に押し倒され、下着を剥ぎ取られ
ていたのだった。

「じたばたしないように、手足を押さえつけろ…」
坊主頭の太った男が声をあげると、全裸に剥かれた私は、両手と両脚を広げるように数人の男た
ちに地面に押さえつけられ、口の中に脱がされた自分のショーツを押し込まれた。

「この女、いいからだしているじゃないか…むっちりとした肉づきが何とも言えないぜ…」
そう言いながらその男は、腰を低くし、私の頬から首筋に手を這わし、乳房をゆっくりと揉みあ
げた。

…ああっ…

私は、その男のざらりとした手の感触に思わず嗚咽を呑み込む。

「オッパイの肌ざわりが、なんとも言えないぜ…」
男は、淫猥に私の乳房を揉みしだき、ほんのりと乳汁が浮いた乳首を、ぬらりとした指の腹で
弄くる。


別の赤い髪をした男が、私の足元から手を伸ばし、足首からふくらはぎを卑猥に撫で始める。
その乾いた掌は、ゆっくりと太腿の表面から内腿を撫であげた。

「見ろよ…この女、きれいな脚をしているじゃねえか…むっちりとした太腿なんて、ムラムラく
るよな…」と、言いながら、その男は私の内腿の窪みに顔を寄せ、貪るように唇を押しつけた。




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