SM地獄(2)-5
「さあ、紐でしっかり縛ったから、落ちないだろう、歩いてごらん、もう一度」
「え・・あ、はい」
「落さないように、犬のようにゆっくりと歩いてごらんよ、母さん」
「はい・・」
「由紀恵さんは、こんなメス犬を見るのは初めてかな?」
喜美子の姿を見てただ唖然としている由紀恵は裕次に声を掛けられ慌てた。
「あぁ、はい、そうです」
由紀恵はそういうのがやっとだった、興奮のために喉が渇いていて、
思わず、ごくりと唾を飲み込んだ。
もう喉が引っ付きそうにカラカラになっていた。
「さあ、部屋を一回りして歩いてごらん、落さないようにな」
「あぁ・・はい」
喜美子が少し歩いたとき、バシッ!と叩く鈍い音がした。
裕次が持っていた皮製のベルトが喜美子の大きな尻で舞う。
「きゃっ!」
喜美子は大きな乳房を揺らしながら思わず叫んだ。
裕次の鞭は容赦しない。
母だから、喜美子だからこそ裕次は異常に興奮するのだ。
彼のペニスはズボンの中で固くなっていた。
喜美子の雪のような白い尻はミミズ腫れになり、赤く染まる。
その幅は鞭の太さと同じだった。
「ほら、床に膝を付けないで歩くんだろ、母さん、犬のように」
「あん、はいぃ・・」
この家の主婦の美しい喜美子は、その地位に似合わない姿をしていた。
手を床につけ、膝を立てて犬のようにヨロヨロと歩いていた。
後ろから彼女を見ると、
まるで家畜のように膣に刺さったバイブは尻尾のように揺れ、
割れ目から、しっとりと濡れた愛液が飴のように垂れていた。
「ほら、もっと顔を上げて!」
「はいっ・・」
喜美子は犬になっていた、
四つん這いで膝を付けずに歩く姿ほど恥ずかしい姿はない。
ひょこひょこと尻を振り歩きながら止めどもなく涙が出ていた。
頭の中では(何で私がこんなことに、ひどい・・)と思いながらも、
不思議にも、どこか快感に似た感情が湧き上がっていたのも事実だった。
その日、由紀恵という同性に見られ、
死んでしまいたいほど恥ずかしさを感じながらも、
身体が溢れるほど濡れてくる自分が恨めしかった。
義理の息子に辱められ、それを黙って見つめる夫・・
この尋常でないこの家の中で、喜美子は気持ちとは裏腹に快感に痺れていた。
膣に刺さったバイブが動き、ぎこちなくヨタヨタと歩く時、
身体は痺れ、強烈な刺激で逝きそうだったのである。
いつもなら、歩きながら逝くのだが、由紀恵の前ではそれが出来なかった。
逝くことを、見られることが耐えられなかったからである。