ディルドウ-1
「ね、ねえちゃん!」
寝込みを襲われた琢也は、苦しそうに呻いた。
「私よ。」
「またかよ!」
「また、酔っちゃった〜!」
姉の真雪がベッドに滑りこんでくる。
時計を見上げると24時を回ったところだった。
「今日は何だよ!」
「ふふっ。セカンド・ステージよ!」
「!!!!!!!」
姉の真雪は、去年までOLとして働いていた。私立高校に入学した琢也が、真雪
のマンションに居候を始めたのはその頃だった。その後、真雪が結婚し、新居を
構えたことで、琢也は平穏な1人暮らしを始めていた。しかし、真雪の結婚相手
が海外に赴任したことで大きく事情が変わってきた。寂しさを紛らわしているの
か、独身時代の友達と飲み歩く真雪は、度々琢也のマンションを訪れるようにな
っていた。
琢也は、密かに真雪に憧れていた。真雪の大人の華やかさと色香は、同級生達と
は比べものにならないほど刺激的だった。真雪の服装も問題だった。夜遊びとは
いえ、とても人妻の服装ではなかった。今日も肩を露にしたタンクトップに生脚
をむき出しにしたショートパンツなのだ。そんな真雪が、夜な夜な訪れベッドに
滑り込んでくるのだ。高校生の琢也が落ち着いていられるはずがなかった。
そして昨夜のことだった。眠り込んだ真雪の甘い香りに悩まされ、琢也は真雪の
寝顔を見ながらオナニーに耽ってしまった。そして、射精の瞬間だった。気がつ
けば真雪の大きな瞳がパッチリと開き、琢也の最も恥ずかしい瞬間を見られてし
まった。
悪戯心に火がついた真雪が琢也の体をまさぐる。射精直後にも係わらず、激しく
体をくねらせ限界を訴える琢也に、真雪はある事を提案した。
「琢ちゃんのこと鍛えてあげる!」
そして、真雪の激しく官能的なレッスンが始まった。
布団の中に真雪の甘い香りが充満する。真雪の大きな瞳が目の前に迫ってくる。
その瞳を覗き込むと、長いマツゲの奥に溢れるような優しさが満ちていた。
琢也は心が震えた。この美しい姉に唇を奪われ、激しいレッスンを受けたのは昨夜
のことだった。その事を思い出すだけで琢也は爆発しそうになっていた。真雪の白
く美しい指が琢也の男性自身に伸びて行く。
「琢ちゃん、もうこんなに固くして・・・
さあ、セカンド・ステージを始めるわよ・・・」
真雪の長い腕が体に絡みついてくる。そして、真雪は琢也の頭を抱え込むように
して、真雪の弾けるような乳房に押し付けた。
「むふううううう!」
更に真雪が追い討ちを掛ける。仰向けの琢也に跨るようにして体を押し付け、
琢也の勃起を下腹部に捕らえると、ゆっくりと尻を左右へと揺すった。